春の“大学王者”はどこに? 仙台大の注目選手(2)打撃2冠のリードオフ
全日本大学野球選手権が6月5日に開幕する。仙台六大学は春季リーグ戦を2季連続で制した仙台大が2015年以来、8年ぶりの出場。まずは2014年初戦以来の全国勝利を目指す。今回は、仙台大の注目選手5人を厳選し、紹介する。
川島優外野手(4年=山村学園)
今春は打率.400(40打数16安打)、20盗塁で首位打者、盗塁王の二冠を獲得した俊足巧打の外野手。川島が出塁すれば二塁打同然で、得点の機運が一気に高まる。打撃力の高い仙台大打線に欠かせないリードオフマンだ。 レギュラーに定着した昨年は春秋ともに3割を超える打率をマークし、秋は12盗塁で盗塁王に輝いた。 今春は打撃と走塁にさらに磨きがかかり、東北工業大との開幕節2試合で9打数6安打、7盗塁とロケットスタートを切ると、その勢いは最後まで衰えなかった。 昨秋の明治神宮大会は1番でスタメン出場。國學院大のプロ注目左腕・武内夏暉投手から初回の第1打席で安打を放つも牽制で刺され、第2打席以降は凡退する悔しい結果に終わった。今度こそバットで、足で勝利に貢献してみせる。
ベースボールチャンネル編集部