アップル、ソニーと「Vision Pro」向けVRコントローラー対応で提携か
アップルとソニーはApple Vision ProでPlayStation VR2のハンドコントローラーが使えるよう対応を進めているという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が12月8日のニュースレターで報じた。 【もっと写真を見る】
アップルとソニーはApple Vision ProでPlayStation VR2のハンドコントローラーが使えるよう対応を進めているという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が12月8日のニュースレターで報じた。 同氏によると、開発は数ヵ月前から進められており、ソニーのVRコントローラーをVision Proのオプショナルアクセサリーとして提供することを目指しているという。 Vision ProはすでにPS5とXboxのコントローラーに対応しているものの、これらは正確なVRゲーミング操作に必要な6DoF(X軸、Y軸、Z軸の移動と回転)に対応していないため、バーチャルリアリティー体験に最適化されていないとのことだ。 ソニーのPlayStation VR2コントローラーは現在PlayStation VR2ヘッドセットとセット販売されているため、単体での販売を開始する必要があり、これはアップルの実店舗とオンラインストアを通じて行われる可能性が高いという。 同氏の話ではこのコントローラーはゲーミングだけでなく、visionOSでの生産性タスクやメディア編集も強化できるという。ユーザーはコントローラーのスティックと方向パッドでスクロールし、トリガーボタンで指のピンチジェスチャーの代わりに選択操作ができるようになるとされている。 発表時期は分かっておらず、両社は当初予定していた発表も延期しているそうだ。 筆者紹介:篠原修司 1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。 Twitter:@digimaga ブログ:デジタルマガジン 文● 篠原修司