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マスクが暑い!夏を乗り切るには

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 マスク生活が続いている。  ただし、「マスクがない!」と騒いでいたのは、もう過去のこと。今ではカラフルなものや、素材にこだわったもの、自分の好きなようにアレンジしたものも見かけるようになった。  そして新たな問題が……暑い!!!!  外したい、でもコロナ感染が怖いし、周りの目があるから外しにくい……でも暑い。気象庁が出した近畿地方の7月から9月までの3か月予報では、暑い夏になることが予想されている。  厚生労働省が出した、新型コロナウイルス感染を防ぐための新しい生活様式における熱中症予防ポイントでは、以下の注意点があげられている。 ・高温多湿の環境下でのマスクの着用は熱中症のリスクが高まるとして、屋外で十分な距離(少なくとも2メートル以上)を確保できる場合は外すように。 ・マスクを着用しての強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給する。 ・十分に距離がとれる場所では一時的に外して休憩する。  埼玉県に本社があるスポーツメーカー「クレーマージャパン」は、熱中症対策を意識して、トレーニング中もスムーズに呼吸ができるようメッシュ素材を用いたマスクの販売を始めた。熱がこもりにくいという。  また足袋の日本三大産地の一つ、徳島県鳴門市のメーカー「美津菱足袋(みつびしたび)」は、足袋の生地を使った職人手作りの夏用布マスクを販売。表にはナイロン、顔につく面には夏用足袋の生地を使い、触れると冷たく感じられ、汗を吸って渇きも早いという。 ◆夏を乗り切るマスク(1) 『ハッカ油をつかって乗り切る』  ハッカはシソ科の多年草。葉にはメントールが含まれ清涼感がある。乾燥した葉を蒸留して得られる製油=ハッカ油には、防虫・消臭・除菌・そしてリラックスの効果があるとされる。  感染対策や消毒用エタノールのメーカー・健栄製薬によると、この時期は例年ハッカ油の引き合いが増えるが、今年はさらに増えているという。その一因として、「ハッカ油マスク」が話題になっているからではないかとしている。  健栄製薬のホームページによると、「ハッカ油マスク」とは、ハッカ油を使った手作りのスプレーを、マスクに外側(50センチくらい離して)から、ワン『PUSH!』したもの。ちょっとクールで除菌効果も期待できる。ただ「マスク内の温度を下げるものではない」としている。  また、ジッパーのついたビニール袋にハッカ油で湿らせたコットンを入れて、そこにマスクもしばらく入れておく。この方法でもハッカの香りがするマスクのできあがり。  そしてハッカ油はこの季節、いろいろな場面で使われる。虫よけスプレー、冷却スプレー、消臭、さらに花粉症対策、風邪・インフルエンザ対策、掃除や洗濯、アイロンにも。マスクだけでなく、さまざまな場面で活用できそうだ。 ◆夏を乗り切るマスク(2) 『手作りなら生地に工夫を』  涼感タイプの生地が人気。肌触りもよい。とはいえ、涼感が長く続くわけではない。もちろん温度を下げるものでもない。涼感生地と浴衣地や麻などほかの素材を組み合わせることで、効果アップを期待。また、ぬらすとひんやり効果がある生地もある。  布地というと、涼しさからは離れるが、抗菌の生地にも注目。  西脇を中心とした地域の地場産業である「播州織」は肌触りがよく品質が高いことから人気で、マスクづくりにも多く用いられている。播州織工業協同組合では、「BOK抗ウイルス加工」という技術を持っていて、この加工を施した生地には、インフルエンザウイルスや大腸菌などに効果あることが確認されていた。このほど、コロナウイルスにも効果があるのか、外部の試験機関に分析を依頼し、効果があることが確認されたという。  どのような効果か。ウイルスの増殖を抑えるもので、ウイルスを死滅させるものではない。病気の治療に効果があるわけでもない。繊維についたウイルスの数を減らすことで、清潔に保ち、繊維製品を介してウイルスが広がることを抑えるものだという。繰り返し洗濯しても効果は続くことも確認されている。  このほど効果が確認されたのは従来のコロナウイルスで新型ではない。ただ播州織工業協同組合は、ある程度の効果が期待できるのでは、と、今後この技術をマスク用の生地に使う方針だ。  これからの暑い季節を乗り切るために、さまざまな工夫が求められる。工夫を凝らしながら一日も早く、コロナが収まることを願いたい。 【ハッカ油スプレー 作り方】 無水エタノール10ミリリットルに、ハッカ油3滴を入れよく混ぜる。そこに精製水90ミリリットルを加えて、さらに混ぜる。 ※ラジオ関西『PUSH!』2020年6月30日放送回より

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