【ボートレース】近況好調の沢田尚也がV候補筆頭…びわこルーキーシリーズ11日開幕
ボートレースびわこで「ルーキーシリーズ第22戦スカパー!・JLC杯」が11日から開催される。2024年トップルーキーの浜野斗馬、大沢風葵に、昨年の四国チャンプ・中村日向、地元期待の沢田尚也、メキメキ力を付けてきた前田滉、砂長知輝、飛田江己、石本裕武ら次世代のスター候補が参戦。若さあふれるアグレッシブなレースが展開される。 地元の沢田がV候補筆頭だ。前走地の下関で優勝し、最近5節は3優出1Vと絶好調。来期の適用勝率はキャリアハイの7・11で、1月からのA1返り咲きを決めている。来年へ弾みをつけるためにも、地元で優勝しておきたい。 前田は10月からつで今年2度目のV。近況もとこなめ(4着)、桐生(5着)と2節連続優出でリズムは上昇中だ。 24年戸田フレッシュルーキーの砂長と飛田も侮れない存在だ。砂長は最近3節で2優出と好調だ。キャリアハイの年間9優出している飛田は、そのうち7回が10月の2Vを含む最近10節でのもので、飛ぶ鳥を落とす勢いがある。 メンバー中、最多の今年4Vを挙げている浜野は、9月のヤングダービーでFを切ったが、その後5節は全て予選を突破した。昨年の四国地区選手権でG1初Vの中村は最近10節で5優出。メンバー唯一のG1ウイナーの実績で、今シリーズもV戦線をリードする。 トップルーキーの大沢は25年前期適用勝率が6・99でA1返り咲きを決めている。石本は10月びわこG2秩父宮妃記念杯で3勝を挙げ、非凡なところを見せており、戦いぶりが楽しみな若手は多い。
報知新聞社