Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

ソフトバンク「コロナ変則日程」で強まる懸念 開幕3連戦後にロード2週間

配信

西日本スポーツ

 ◆タカ番記者コラム「好球筆打」  オリックスとの練習試合はチームに同行していなかった。だから、生でホークスの試合を見るのは今回の阪神戦が久々だった。勤務表を見返すと、最後にホークスの試合を取材したのは3月15日の広島戦。敵地・マツダスタジアムでのオープン戦最終戦だったから、実に2カ月半ぶりだ。 【写真】「神スイング」稲村亜美 大谷に「びっくり」始球式  もちろん、5月末にネット配信された紅白戦はパソコンの画面越しに見ていたが、躍動する選手の姿を目の当たりにすると、練習試合といえども、こちらも背筋が自然と伸びる。同時に、球場での観戦のめどが立っていない読者に向けても、しっかりとした情報を届けねばと気が引き締まる。  しかし、こんなところでも新型コロナウイルスの影響を受けている。現時点で報道陣はグラウンドへの立ち入り、試合後の「ぶら下がり取材」など、選手への接触は原則禁止だ。以前のように「深掘り」した取材は厳しい状況にあるが、決められたルールの中で有益情報をお届けしていきたい。  さて、肝心の試合は勝利を収め、今練習試合は4戦で3勝1分け。チーム状態は良さそうだが、個人的に気になっていることがある。練習量の少なさだ。今週1週間はすべて敵地での試合が組まれており、チームは十分な練習時間が確保されない状況にある。  試合前の練習時間は長くても1時間半だ。打者であれば「早出特打」でも行いたいところだろうが、敵地だと練習場所の確保がスムーズに進まないことも珍しくない。ましてや新型コロナ対策に取り組むいま、チームは「全員移動」を原則としている。実際、この遠征中に早出で練習した選手はここまでいないようだ。  そこでシーズン開幕後の日程を憂える。今年は新型コロナの影響で変則日程が組まれており、本拠地でロッテと開幕3連戦を戦った後は、所沢、札幌と2週間も遠征が続く。その後は1週間、本拠地に腰を据えて戦えるものの、翌週はまた大阪へ1週間の遠征とハード日程が待ち受ける。要するに、思い通りに打ち込んだり走り込んだりする時間が十分確保できない状況だ。  これは少々不利だ。王会長は常々「状況に合わせてプレーするのがプロ」とおっしゃるが、若手が練習不足に陥ると、さすがに首脳陣は頭が痛いところだろう。栗原といった次代を担いそうな若手がようやく頭角を現してきただけに、その懸念は一層強くなる。 (石田泰隆)  (いしだ・やすたか) 福岡県出身の41歳。東筑高3年夏に甲子園で完封経験あり。立大、米国でもプレーした体育会系。プロ野球取材一筋17年目。

西日本スポーツ

【関連記事】