小川敏大垣市長、勇退へ 5期20年
岐阜県大垣市の小川敏市長(70)は10日、任期満了に伴い今年4月に行われる次期市長選挙に立候補しない意向を表明しました。 小川市長は5期20年務めていて、県内の現職市長では最長です。 ※小川敏市長 「私小川敏は、4月11日告示、18日投票の大垣市長選挙に出馬しない、不出馬を表明させていただく」 大垣市の小川敏市長70歳は、会見でこう述べ、次期市長選に立候補しない意向を表明しました。 小川市長は2001年の市長選挙で初当選し、これまで5期20年間、市長を務めています。 子育て支援を最重要課題に掲げながら、東海環状自動車道を活用した広域観光や企業誘致も積極的に進め、上石津町と墨俣町の飛び地合併を実現させました。 また、去年は新たな庁舎を完成させました。 小川市長は会見で「市制100周年記念事業や新庁舎建設なども行った。20年で区切りをつけさせていただく」と述べ、「時代の変化に即した新鮮な感覚のまちづくりを新たな世代に託したい」と語りました。 次期大垣市長選挙は4月11日に告示され、18日に投開票されます。 新人が立候補を模索しています。