【阪神JF】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「阪神JF・G1」(8日、京都) 阪神JFが行われる8日、京都競馬場のある京都市は曇り時々晴の予報。良馬場で行われそうだ。芝はCコース(Aコースから直線部7メートル、曲線部6メートル外側に内柵を設置)を使用。向正面直線から正面直線に傷みが見られる。 ロングラン開催の20日目。1週間以上も雨が降っていないが、芝は傷みが目立ち、力を要す。内を避けて、馬場の真ん中に進路を取る馬が多い。土曜の京都は前が止まらず、阪神JFと同じ外回りの芝1600メートルで行われた11Rは1分32秒9と、古馬オープンとしては平均的。例年の阪神開催だと、そのリゲルSよりも0秒3~0秒5速い時計で決着する阪神JF。1分32秒台前半の決着とよむ。 土曜の京都は芝のレースが5鞍行われ、連対馬10頭すべてが4角3番手以内だった。7枠、8枠の5頭が連対といった傾向も踏まえ、外枠から先行タイプのリリーフィールドを狙う。前走から1Fの距離延長に、相手も強化されるが、初勝利がダートで力のいる今の馬場状態もフィットする。