立憲代表選4候補が討論会ー神奈川(全文3)原発に依存せずにカーボンニュートラル実現を
代表になったら一度じっくり芳野会長と話し合いたい
他方、私たちは政党でありますし、連合の皆さんは労働組合です。先ほど労働組合は大企業中心というお話もありましたけれども、今は連合のほうも非正規センターをつくり、今またそれをさらに改組して、非正規の方だけでなく、フリーランスの方や外国人技能実習生、こういった方の相談にも乗るようになってきていて、労働運動そのものの質というか対象、それも徐々にやはり社会の変化に合わせて広がってきているということは事実だと思うんです。 こんな中で、やはり連合の皆さんも政治に対していろいろ物が言いたいことがある、そのことについては、私自身が代表になりましたら一度じっくりと芳野会長とあらためてお話し合いをさせていただきたいと考えております。 司会:ありがとうございます。それでは逢坂候補、よろしくお願いいたします。 逢坂:私たちの党の基本的な立場は働く皆さんの味方だということであります。だから、そういう観点からいうと、連合の皆さんとの関係というのは非常に大事だと思っております。さまざま課題があることは今、小川さんや西村さんからもありましたので、それはそのとおりなんですが、やはり基本的にはコミュニケーションをしっかりしていくっていうことだと思っています。 今回、神津さんから芳野さんに代わって、連合の側もバトンタッチもあったこともあり、コミュニケーションがわれわれの側も若干、選挙を目の前にしてのばたばたもあったわけですので、コミュニケーションをしっかりするっていうことが1点、大事なことだと思います。
幅をどう広げるかに力を入れていきたい
そうはいうものの、それじゃあわれわれの支持層、支持者が今のままで良いのかっていうと、私はそう思っておりません。今日、たぶんここにお越しいただいてる皆さんも、やっぱり立憲民主党が中心になって政権交代してほしいと思っている方々ばかりじゃないでしょうか。いかがですか。そうですよね。だとするならば、やっぱり私たちの支持層を広げていかなければいけないんですね。そのときに、私は働いている皆さんに私たちは立脚しているというふうに言いましたが、今、それじゃあその働いている皆さんっていうのがどれほどいるかっていうことなんです。 働いている世代、たくさんいることは確かなんですが、今、実態として多いのは、リタイアして働いていない皆さんの数もこれ、相当多いんですね。そこにどうやって手を差し伸べるかっていうこと。あるいは、生産年齢人口の中でも正規で働いている人もいれば、非正規で働いている人もいる。それと、もっと深刻なのは、働きたいのに働けないっていう人たちがいっぱいいるっていうことなんですね。 それともう1つ。そろそろ働きの年齢に近くなってきているのに、今まったく働けない状態の人たちもいるっていうことなんです。だから、確かに働いている皆さんに立脚する党ではあるんですけれども、そういう幅広にその働きの実態、あるいは働いてない実態、そういうものを捉えて、だからこそ私は冒頭の発言の中で政策のウイングを広げて、多くの人に支持をしてもらいたいって、そういう話をしているんですね。 だから、連合さんは非常に大事なんですけれども、連合さんと良好な関係を、コミュニケーションをしながらやりつつ、さらにその幅をどう広げるかっていうところに私は力を入れていきたいと、そう思います。 司会:ありがとうございました。それでは次の質問のある方、挙手をお願いいたします。 逢坂:すごいな。 司会:女性の方、いらっしゃいますか。幅広く。 逢坂:若い人。 司会:女性の方、いらっしゃらないかな。女性の方はいらっしゃいますか。いろいろな角度からと思いましたけれども。 逢坂:女性の方いますかって言ってる。 泉:一番あっちおられますよ。 司会:いらっしゃいました。すいません。 泉:後ろ、違う? 司会:質問と回答、簡潔にお願いできればより多くの人に質問いただけます。よろしくお願いいたします。