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祖母がコロナ感染で昏睡状態もプレーし続けるヌルキッチ「チームは自分を戦力として計算してくれている」

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バスケット・カウント

「強い気持ちでプレーしてくれている彼を称えたい」

写真=Getty Images 西カンファレンス8位の座を争うトレイルブレイザーズは、シーズン再開後の初戦で8位のグリズリーズとの激戦を制した。 この試合のMVPは、終盤にクラッチショットを決めたエースのデイミアン・リラードだが、ブレイザーズに欠かせない頼れるビッグマンことユスフ・ヌルキッチが待望の復帰を果たした。先発出場したヌルキッチは、33分の出場で18得点9リバウンド5アシスト2スティール6ブロックの大活躍。試合後には喜びのコメントが聞かれると思いきや、ヌルキッチは前日から夜も眠れないほどの心配事を抱えていたことを明かした。 「ここ数日はこれまでの人生で一番辛い時だ。祖母が新型コロナウイルスに感染してしまって、昏睡状態なんだ」 試合前日にボスニアに住む67歳の祖母の容体を知ったというヌルキッチの変化に、チームメートもすぐに気づいた。CJ・マッカラムは「ムードが一変した」と、その時の様子を振り返っている。そしてマッカラムはヌルキッチの部屋を訪ね、何があったかを聞いた。「心ここに在らずみたいだった。だから、少しでも彼を勇気づけられればと思っているよ。彼にとっては、家族と遠く離れた場所で競い合っている現状が何よりも苦しいこと。強い気持ちでプレーしてくれている彼を称えたい」 ヌルキッチは病院に行くことに同意しなかった祖母をFace Timeで説得したという。「祖母は病院に行くのを嫌っていたんだけれど、最終的に僕が『病院に行かないのなら、今すぐ帰る』と言ったら、考えを変えてくれた。病院に行くタイミングが遅過ぎではなかったと願いたい」 祖母の容体が心配でたまらなくても、ヌルキッチは自身を戦力として考えてくれているチームのためにプレーを続けている。「家族のことだから、もちろん心配だよ。自分にとって、今はコートがどこよりも安全な場所。これまでも色々とあったけれど、コートに立てば常に一緒。人生では色々なことに対応しないといけない。チームは僕を戦力として計算してくれているのだからね」 またヌルキッチは、改めてコロナウイルス感染のリスクについて考える必要があるという強いメッセージを発信してもいる。「みんなは、この病気がどれほど危険なものか理解していない。そこまで危険なものじゃなかったら、僕たちは『バブル』という環境にはいない」 「軽く考えている人が多いから、パンデミックに陥ってしまっている。自分たちは毎日検査も受けているし、安全な環境にいられて運が良い。でも、まずは自分の身体は自分で管理してもらいたい。マスクを着けてもらいたい」

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