東海大相模はじめ、21年のセンバツで躍動した逸材たちが東都1部へ続々入学
28日、第94回選抜高等学校野球大会(以下、センバツ)に出場する全32校が発表。大会は3月18日より13日間かけて行われ、紫紺の優勝旗を目指して死闘を繰り広げる。 【一覧】2021年センバツ出場を果たした東都の新入生たち 前年の2021年は有観客で2年ぶりの開催となり、チーム関係者のみならず高校野球ファンがスタンドに駆け付け、グラウンドでは熱戦が数多く展開された。その熱戦を演じた当時の選手たちは今春から大学生となる。 既に各大学から合格者が発表されはじめ、東都大学連盟に所属する大学も新入生を発表している。そこで1部に所属する大学に限定して、2021年のセンバツを経験した選手をまとめていきたい。 春秋連覇の國學院大を除き、現在発表されている5大学の新入生の中でセンバツに出場したのは17人。最多は中央大の6人だった。 広島新庄(広島)で左のエースだった秋山 恭平投手はリリーフ投手としてチームを支えた。また強豪・大阪桐蔭(大阪)の主力選手として活躍した繁永 晟内野手。さらにセンバツ8強・福岡大大濠(福岡)でプレーしていた永井 大斗外野手も、中央大で春からプレーする。 秋山とともに広島新庄の主力として活躍していた名手・瀬尾 秀太内野手は、駒澤大へ進学する。同期にはセンバツ8強入りの仙台育英(宮城)で活躍した渡邉 旭内野手。ベスト4入りの中京大中京(愛知)出身の原 尚輝内野手も、駒澤大の門を叩く。 そしてセンバツ優勝校・東海大相模(神奈川)で優勝に大きく貢献した新星・石川 永稀投手が、駒澤大へ入学することになっている。センバツでは初戦の東海大甲府(山梨)戦、そして決勝の明豊(大分)戦で先発するなど好投を見せたが、早くからリーグ戦デビューとなるのか非常に楽しみだ。 秋季リーグから1部に復帰した日本大には、鳥取城北(鳥取)のスラッガー・畑中 未来翔外野手。亜細亜大は、U-15も経験した本田 峻也投手(東海大菅生)。そして青山学院大には、大阪桐蔭が誇る名手・藤原 夏暉内野手などが東都1部リーグで大学野球をすることになっている。 センバツで見せたようなパフォーマンスを、東都リーグの舞台でも発揮できるか楽しみにしたい。