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ベルギーなど欧州3国、4G網は全て中国製 主要国でもシェア50%超

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ロイター

[タリン 30日 ロイター] - ベルギーなど欧州の3カ国が、中国製品だけで現行の通信規格「4G」網を整備していることが分かった。また一部の欧州主要国でも、中国製品が市場シェアの5割超を占めている。デンマークの調査会社ストランド・コンサルトが6月30日、明らかにした。 同社によると、ベルギーとマルタ、キプロスでは4G機器の全てで中国製品を使用。またドイツでも中国製のシェアが57%に上り、スペインとイタリアでは50%強を占める。英国では40%、フランスでは25%となっている。 通信会社が機器メーカーに言及することはあるが、市場シェアは明らかになっていなかった。ストランド社は、関係筋や欧州の通信会社100社超への聞き取りに基づいて今回の数値を算出した。 米政府は次世代通信規格「5G」網の整備に当たり、中国通信機器最大手ファーウェイ製品について、中国政府のスパイ活動に利用される可能性があるとして使用を控えるよう各国政府に呼び掛けている。これに対し同社は米国の主張を強く否定している。 ストランド社は、5G網への移行で中国製機器を非中国製に取り換えるのに欧州全体で35億ドルの経費がかかると推定。「これは欧州の無線ネットワーク調達額全体の14カ月分に相当し、欧州や世界にとっては小さな金額だ」と指摘した。

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