森重航、手応えつかむ2位 課題の100m通過は今季最速「目標をクリアできた」…全日本スピードスケート
◆スピードスケート 全日本選手権第1日(13日、青森・YSアリーナ八戸) 男子500メートルで22年北京五輪銅メダルの森重航(オカモトグループ)は34秒97で2位だった。今季課題としてきた最初の100メートルは、低い姿勢を意識して9秒69のシーズンベスト。後半の400メートルでスピードを生かし切れなかった課題は残ったが、「目標にしていた(100メートル通過の)9秒6というところはクリアできたので、そこは良かった」と一定の手応えをつかんだ。 今大会は来年1月からのW杯後半戦の代表選考が懸かる。15日にW杯前半2大会で代表入りを逃した1000メートルを残しており「10月に(全日本距離別選手権を棄権)1000メートルに出ることができなかった悔しい思いをしたので、そういうのを晴らせるように。年内最後のレースになるので頑張っていきたい」と意気込んだ。
報知新聞社