母親殺害罪でも夫婦追起訴 親族連続死、東京地検
東京地検は13日、東京都台東区の親族連続死事件を巡り、母親=当時(68)=を殺害したとして殺人の罪で、いずれも無職細谷健一容疑者(43)と妻志保容疑者(38)を追起訴した。健一被告の姉=同(41)=や父親=同(73)=に対する殺人罪に続き、起訴は3回目。夫婦は次女=同(4)=の殺害容疑でも逮捕されており、捜査が続いている。 追起訴状などによると、共謀して2016年12月ごろから18年1月ごろまでに、健一被告の母親八恵子さんに複数回、不凍液に含まれる有害物質「エチレングリコール」などを摂取させ、都内の病院で全身機能障害に伴う上部消化管出血で死亡させたとしている。