新型コロナ 茨城で30人 高齢者福祉施設や事業所で感染者増
茨城県と水戸市は27日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計30人確認されたと発表した。このうち5人は、クラスター(感染者集団)が発生した計3カ所の施設や事業所の関連。県内の累計感染者は5740人となった。 県によると、神栖市内の高齢者福祉施設では40代と20代の女性職員が陽性と分かり、施設内の感染者は入所者と職員計42人(他県公表1人含む)に拡大した。 坂東市内の事業所では、20代の男性2人の感染が新たに判明。事業所内の感染者は計64人に増えた。那珂市内の病院では40代の医療従事者男性の感染が判明し、院内の感染者は入院患者と医療従事者計74人となった。 県と水戸市によると、新型コロナ感染者のうち新たに37人が回復し、県内の退院・退所などは計5187人となった。 ■県内の感染状況 新規 30人 累計 5740人 うち死者 106人 退院・退所等 5187人 (県発表、27日午後10時現在)
茨城新聞社