吉田沙保里に驚き「気づいたら倒れてた」 中村憲剛が明かす舞台裏「タックル、タックルって」
吉田沙保里さんが中村憲剛氏の引退試合に出場
2020シーズン限りで現役を引退した中村憲剛氏の引退試合が12月14日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われた。試合前のエキシビションマッチでは、中村氏が元女子レスリング日本代表の吉田沙保里さんから強烈タックルを見舞われるサプライズも。「気づいたら倒れてました」と衝撃を明かした。 【実際の映像】「気づいたら倒れてた」吉田沙保里さんが中村憲剛に向かってタックルを仕掛けた決定的瞬間 吉田さんは「なでしこフレンズ」のメンバーとして出場し、「ケンゴフレンズ」と対戦。澤穂希、宮間あやら2011年の女子W杯優勝に貢献した豪華メンバーのなか、女子レスリング個人で世界大会16連覇、個人戦206連勝を記録し、国民栄誉賞も受賞した「霊長類最強女子」の吉田さんがなぜか緊急参戦した。 背番号11を背負った吉田さんは14分から途中出場。左サイドに入ると、サッカー選手に負けぬ軽快な動きを披露した。その2分後、左サイドで中村氏と競り合いとなると、吉田さんが突然のタックルを敢行。中村氏が倒れこむと、家本政明主審がVARのジェスチャーをして、両者にグリーンカードが提示された。 また、吉田さんは他にも芸人「アルコ&ピース」酒井健太さんにもタックルを敢行し、スタジアムを沸かせるシーンも。試合後の会見では、中村氏が「気づいたら倒れてました。これか、世界制したタックルはこれか、と。まさか等々力の芝生の上でそれを体感するとは思いませんでしたけれども」と語った。 さらには「だけども吉田沙保里さんが参戦することが決まった時から、ちょっとやってほしかった。わざとそういうところを寄せに行って『タックル、タックル!』って。しっかりやってくれた」と舞台裏も披露。また、家本氏の判定を称賛しつつも「どう考えてもイエローカードですけどね」と笑いを誘った。
FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo