仏首相、聖火リレーの中止を発表 ニューカレドニアの暴動で
【ジュネーブ共同】フランスのアタル首相は17日、暴動が発生した南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアで6月11日に予定されていたパリ五輪の聖火リレーを中止すると発表した。同国のニュース専門テレビBFMが報じた。 フランスからの分離独立を目指す政治勢力のデモが引き金となり、暴動に発展して死者も出ている。政府は15日に非常事態を宣言した。 同国内のリレーは9日に南部マルセイユでスタートし、パリのセーヌ川で行われる7月26日の開会式まで海外領土も含む各地を巡る予定。