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耳が聞こえない私には、問い合わせが壁だった。 電話するたびに募った申し訳なさを解消したもの

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BuzzFeed Japan

楽天カードの手話通訳サービスを使用したRunaさん。問い合わせで電話番号を調べようとしたところ、「聴覚障害者 手話通訳対応」という文面を見て、こうしたサービスが存在することを初めて知ったと語ります。 それまで、別のカード会社に問い合わせる際は、親に頼んで電話をかけてもらっていました。 しかし、「本人様でないと対応できません」と断られることもあったといいます。【BuzzFeed Japan / 千葉雄登】

「耳が聞こえない…通話はできないということですか?」

耳が聞こえないということを伝えると、「通話はできないということですか?」と確認されることも。その度、「名前や生年月日などは頑張って声を出して話して、(電話先の方の話を)聞くのは親という形で」対応してきたと明かしました。 「その度に不便だなぁと感じた反面、親に代理で対応させて申し訳ない気持ちでした。ちゃんと自分で対応できるのに、“電話“というだけで苦しかったです」 Runaさんは利用した手話通訳サービスは「手話がゆっくりで読み取りも分かりやすくスムーズ」だったとBuzzFeed Newsの取材に答えました。 「画面が時々固まった時は待機してくれて、再度同じ内容を説明していただくなど対応も良く、個人的には、とても助かりました」 「毎回、親に頼るわけにもいかないし、楽天さんのように私自身で直接本人確認などがスムーズに出来るのはすごくありがたいです。顔を見ながら対応できるので安心です。こうしたテレビ電話による手話通訳もしくは筆談サービスが広まってくれたら、すごく嬉しいです」

「あたりまえの恩恵」が受けられない

こうした手話通訳サービスは楽天カードの他にも、JCB、三井住友カード、三菱UFJニコス、Yahoo! JAPANカード、ジャックスなどで導入されています。 カード会社以外には、ANAや京王プラザホテル、さらには港区や荒川区などの行政窓口にも。 手話通訳サービスを提供する企業。プラスヴォイスに取材しました。 広報担当者はBuzzFeed Newsに、こうしたサービスを導入する企業が増えていると話します。 「電話の利点は、遠隔地の人とリアルタイムでコミュニケーションができる即時性です。しかし、聴覚障がい者はこの『あたりまえ』の恩恵が得られません」

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