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ロバート・ハリス──親しい者に愛のある、優しい言葉を投げかけよう【GQ JAPAN連載特集:希望へ、伝言】

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GQ JAPAN

──あなたの現在の日常について教えて下さい。コロナ問題以前と変わったこと、新しい習慣、仕事や家族との向き合い方、その他この期間に考えたことなど、どんなことでも構いません。

ぼくの現在の日常はこんな感じです:家に篭り、妻と娘との3人で暮らしています。起床は8:00amごろ。昼食の後、ぼくは二階の書斎で執筆に励み、疲れたら本を読み、テレビのニュースなどを観ています。夕方になると、三日に一回ぐらいの割合で近所の商店街やスーパーに買い物に行きます。夜、家で夕食をとった後はテレビを観たり、NETFLIXやHULUやAMAZON PRIMEなどで映画やテレビドラマなどを観て過ごしています。就寝は2:00amごろ。以前と変わったことと言えば、好きなシーシャを吸いに渋谷や六本木のシーシャバーへ行くことがなくなり、会食をやめ、本屋やカフェへ行くのをやめ、友達と会うのもやめています。もちろん映画や劇などを観に行くのも控えています。人とのミーティングを要する仕事やラジオの収録などは全てZoomやLINEなどを使ってパソコンでやっています。新しい習慣と言えば3日に一回ぐらいの割合で午後の3時とか4時ごろ、家族3人で近所の林や公園などへ散歩に出かけるようになりました。一日中家に籠っているとイライラしたり落ち込んだりしがちなので、家族とはなるべく軽やかに接し、笑いの多い、楽しい時間を過ごすように務めています。この期間、社会的な動物である人間が他者と会えなくなり、孤立してしまった場合、何が重要なのか、ということを考えさせられたのですが、やはり人間には内なる世界が必要なんだなと思いました。つまり、ものを書いたり、考えたり、小説を読んだり、映画を観たりして満たされる人間の内面ですよね。これがちゃんとあるかないかによって、孤立した生活の送り方や気持ちの持ち方がすごく変わると思います。ぼくはこの非常事態を機に、自分とじっくりと向き合い、これから書く小説やエッセイ集などに付いて構想を練っていこうと思っています。

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