【2024 AUTOBACS SUPER GT Round5】 GT500は36号車au TOM'S GR Supraが3勝でチャンピオン獲得!GT300は88号車VENTENY Lamborghini GT3が大逆転で初制覇
300は88号車が3連勝で大逆転タイトル!
ランキングトップの65号車LEON PYRAMID AMGと88号車VENTENY Lamborghini GT3の一騎打ちとなったタイトル争い。65号車が8ポイントリードしている状況だが、目下連勝中の88号車が最終戦でも速く、予選では見事ポールポジションを獲得してみせた。65号車は10番グリッドと苦戦し、決勝での巻き返しを図る。 決勝レースはポジションの入れ替わりはなく、レースが進んでいく。そんな中、10周目に87号車METALIVE S Lamborghini GT3がGT500クラスの車両と絡みクラッシュ。これでFCYが出された。また、タイトルを争う88号車にスタート手順違反(フォーメーションラップ時の速度管理)の検証が行なわれるとアナウンス。幸い黒白旗の提示のみに終わり88号車は救われる形となった。 88号車がトップを快走する中、ポイントリーダーの65号車はが真っ先にピットイン。タイヤは交換せず、ピットストップ時間とアウトラップのロスを短縮し、後半戦に挑む。 順位はタイヤ無交換の作戦をとった2号車muta Racing GR86 GTがトップ、同じく無交換の31号車apr LC500h GTが2位、88号車はリア2輪のみの交換で3位につける。 ポジションを落とした88号車だったが、タイヤ無交換で走り続けるライバルを尻目に、リアにフレッシュタイヤを履き反撃開始。 上位勢で最も速いラップを刻むと、34周目に31号車を交わして2番手に浮上、さらに首位2号車mutaとの差を縮めていく。 そして残り10周、最終コーナーでリヤが流れた2号車を見逃さなかった88号車がホームストレートでオーバーテイクしトップに浮上した。 88号車はそのままトップのままチェッカーを受けフィニッシュ。ライバルの65号車が4位に終わったため、大逆転でのシリーズチャンピオン獲得となった。 ランボルギーニがこの選手権に参入して30年。当時はあまりにも大きな差をつけられるも、2024年シーズンでは8戦中4勝と驚異的な勝率で同シリーズ初のタイトルを獲得してみせた。