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YouTuberアイドル・神宿はいかにコロナと共生したか_コロナ禍のアーティストたち

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週刊SPA!

 ライブアイドルの新型コロナ禍のサバイブ術を聞く本連載。2回目となる今回は、2014年に東京・原宿で結成された5人組グループ・神宿だ。 ⇒【写真】羽島みきはじめ、神宿のメンバー達  その結成以来、ライブアイドルシーンの最重要グループとして活躍し、2018年には日本クラウンからメジャーデビュー。その翌年にはYouTubeの積極活用を目指して、ヒカキンらが所属するプロダクション・UUUMに所属し、YouTubeチャンネルを開設する一方で、千葉・幕張メッセ国際展示場公演を成功裏に収め、今年2020年には3枚のベストアルバムを発表するなど、右肩上がりの活動を続けてきた。そんな彼女たちのYouTuberアイドルならではの新型コロナ禍の過ごし方や、これからの展望などをメンバーそれぞれに聞いた。

羽島みき「常に新しい私たちを見せて、どんどん前へ進みたい」

――この春の自粛期間、なにをしていたのかしら? と思ってTwitterを拝見したんですけど……。 もともとSNSが苦手なんです(笑)。以前からなかなかツイートできないタイプだったんですけど、自粛期間に入ってからは、ファンの方からは「なにげないことでもいいから教えてよ」って言ってくださるんですけど、「なにげないことを書いてもなあ」ってなっちゃって……。 ――あっ、プライベートでの活動もずいぶん制限された? ずっとおうちにいました。普段からインドア派なのでそれ自体は全然苦ではなかったんですけど、主婦みたいなことをしてたなあ、って感じですね。朝起きて、仕事に出かけるお母さんをクルマで送って、そのあと洗濯や掃除をして、夕方になったらごはんを作って。そんな感じの生活をずっと送っていました。 ――新型コロナ禍が明けた先を見据えてトレーニングをしたり、みたいなことは? クラシックバレエを5歳から神宿に入るまでずっとやっていたので、それを復活させたりはしました。さすがにダンススタジオには通えないから、バレエの先生のYouTubeチャンネルのレッスン動画を観ながら踊ったり、ストレッチをしたり。新型コロナ前から歌詞を間違えたり、ダンスを間違えたりすることがほかのメンバーよりも多い人間で(笑)、こんなにライブの間隔が空くとなにも踊れなくなっちゃうし、歌えなくなっちゃうんじゃないかという不安があったので。だから普段は神宿の曲ってあんまり聴かないんですけど、自粛期間のあいだはわりと積極的に聴くようにしていたし、口ずさむようにもしていました。 ――あとファンに会えないことへの不安や焦りは? めちゃくちゃありました。ライブがないことで私たちはもちろんなんですけど、ファンの方のモチベーションが下がるのも怖くて。みなさんの気持ちを大切にしようということで、ライブがなくてもできること……過去のライブ映像をYouTubeライブで生配信してみたり、メンバーの日替わり動画を配信してみたり。SNSの使い方はヘタなんですけど(笑)、YouTubeの機能をかなり使って活動していましたね。 ――UUUMに籍を置くだけあって、もともとYouTube活用の上手いグループだな、という印象があったんですけど、新型コロナの影響でまたちょっと使い方が変わった? アイドルだっていうこともあって、もともと音楽系の動画が再生されることが多かったので、そこにより力を入れた感じですね。ライブがないからファンの方は私たちの歌っている姿を観たいと思ってくれてるんじゃないか、と思ったし、自粛期間中にYouTubeを観ていて、たまたま神宿に辿りついた人に「私たちはこういう音楽をやっているグループです」って紹介できるんじゃないか、と思ったので。 ――その目論見は成功しました? はい。自粛期間中は特にダンス動画の反応がよかった印象がありますし。目隠しして踊ってみるみたいな企画もウケたんですけど、ちょっとカッコよくダンスしている動画を上げてみたら、また違う雰囲気の神宿を観てもらえるんじゃないかと思って「在ルモノシラズ」っていう曲のダンス動画を上げたんですけど、みなさんそれを観てくださったみたいです。 ――先ほどYouTubeを通じて新規のファンの獲得にも期待しているとおっしゃっていましたけど、実際にファン層の変化ってありました? これは自粛期間に限った話じゃないんですけど、YouTubeでの活動を積極的にするようにしたら女性ファンが増えている印象はあって。もともとMVなんかを通じて私たちを知ってくれたみたいなんですけど、メイク動画なんかも公開するようになったら、さらに観てくれる女性が増えてきていて。男性の方も「羽島みきができるまで」が観られるのが面白いって言ってくださってますし(笑)。常に新しい神宿をみなさんにお見せして、どんどんどんどん進んでいきたいっていう気持ちが強いので、世の中がこういう状況になっていても、ダンス動画からメイク動画みたいなちょっとお遊びっぽい企画まで発表できる環境があることは本当にありがたいし、これからも期待してほしいな、という気持ちがあります。

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