【京成杯】タイソウ気配上々ラスト1F12秒3
モーリス産駒は、10日のシンザン記念でピクシーナイトが重賞初制覇。新馬戦を3馬身差完勝したタイソウも続きたい。栗東坂路で単走。14秒8-13秒8-12秒7とスムーズに加速し、ラスト1Fだけ促されて12秒3。初戦でやや太めに見えた馬体も引き締まってきて、テンションも上がらず気配は上々だ。 「先週ビッシリやったので、けさはテンをゆっくり行って上がりを伸ばした。遅く見えるけど完歩が大きいので、気合をつけた程度でラストは12秒3が出た。1回使って前進気勢は旺盛。サダムパテックのデビュー当初と同じような雰囲気を感じる。勝てば、弥生賞から皐月賞の同じローテーションを歩ませたい」と西園調教師。厩舎の先輩パテックは弥生賞Vから皐月賞2着、翌年のマイルCSを制した。(夕刊フジ)