「四角いスイカ」出荷始まる 7月中旬ごろまで関西や東京へ 香川・善通寺市
KSB瀬戸内海放送
香川県善通寺市で「鑑賞用」の四角いスイカの出荷が始まりました。 【写真】生育途中のスイカを鉄の枠に入れることで、四角く成長する「四角スイカ」
善通寺市のJA香川県・筆岡集荷場では217個の「善通寺産四角スイカ」の検査や箱詰めが行われました。 「四角スイカ」は善通寺市の特産品で一辺が約18cmです。生育途中のスイカを鉄の枠に入れることで四角い形にしています。 (四角スイカの生産者) 「今年初めて作ったんですけどうれしいです。作るときは大変でしたけど、今となってはうれしい気持ちでいっぱいです」 2023年は生育期の6月に雨が多かった影響で、2022年に比べると出荷数は6割ほどに減りましたが、品質は変わらないそうです。 (JA香川県 善通寺西瓜部会/山下敏行 部会長) 「日照時間が少ない割には『しま』もくっきりきれいに出ております。ほっと一息をつける、一服の清涼感を与えたい」 このスイカは「食用」ではなく「鑑賞用」で約1年間楽しめます。 7月中旬ごろまで出荷され、関西や東京のデパートを中心に1個約1万円で販売されるということです。
KSB瀬戸内海放送