熊谷市職員に熱中症危険知らせるデバイス配布し実証実験/埼玉県
熊谷市は、熱中症になる危険が高まっていることをアラームで知らせる腕時計型のデバイスを希望する職員に配布し、効果を検証する実証実験を6月1日から始めます。 配布するのは「熱中対策ウォッチ『カナリア』」で、「暑いことで全国的に知られる熊谷市は熱中症も多いのではないか。少しでも力になれれば」と販売元であるベンチャー企業ヒトヴァンスが無償提供します。 カナリアは腕時計のように手首に付けることで体の中の熱の上昇を推定し、熱中症の恐れが高くなるおおむね38度から38・5度になるとアラームで危険を知らせます。 熊谷市によりますと、現在、およそ140人の職員が利用を希望しているということです。 カナリアは使い始めから3か月ほどで電池が切れる使い捨てのデバイスで、使用後のことし9月ころに職員にアンケートを行い、効果をとりまとめることにしています。
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