大の里が12勝目 琴桜に同体取り直しの末に勝利 昇進目安の「三役で直近3場所33勝」に到達 最速大関と2度目Vへ大きく前進
◆大相撲 ▽秋場所13日目(20日、東京・両国国技館) 大関昇進を狙う関脇・大の里(二所ノ関)が大関・琴桜(佐渡ケ嶽)を破り、12勝目を挙げた。最初の一番は物言いがつき、同体で取り直しに。取り直しとなった一番は寄り切りで勝った。12勝1敗とし、これで昇進目安とされる「三役で直近3場所33勝」に到達。新大関に大きく前進した。 幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏んでから所要9場所での昇進となれば、羽黒山、ともに幕下付け出しからデビューの豊山、雅山の12場所を抜いて昭和以降最速となる。優勝争いでもトップを堅持し、今年夏場所以来、2度目の賜杯にもまた一歩、近づいた。
報知新聞社