廃棄されるアジサイの花をドライフラワーにして販売 紫雲出山の植物保全に【香川・三豊市】
岡山放送
季節の花が楽しめる三豊市の紫雲出山、アジサイは梅雨明け後、刈り取られますが それはもったいないとして、新しい形の活用が始まりました。 (前川裕喜記者) 「その利用の仕方がこちら。アジサイのドライフラワーです。少しくすんだ落ち着いた色合いで家に飾って長く楽しめる」 約200株のアジサイを栽培する三豊市詫間町の紫雲出山では梅雨が終わると花が刈り取られ、約2トンのごみとして廃棄されます。 それはもったいないとして、市の外部団体、観光交流局が地元の専門店と協力して花をドライフラワーにして販売することにしました。価格は1000円から3000円程度で、すでに100本以上が売れたということです。 (三豊市観光交流局 石井紫さん) 「紫雲出山のアジサイは1輪1輪大きくてきれい。コロナで外出できない時でも家で美しいアジサイを楽しんでほしい」 売上の一部は紫雲出山の植物の保全に役立てられます。
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