【チャンピオンズカップ・G1】現役ダート最強馬へ! 坂井瑠星騎手・史上2頭目の連覇を狙うレモンポップと「最後の時間を楽しんで最高の結果を取りたい」
ウィルソンテソーロ 去年2着の雪辱を晴らせるか
次に紹介するのは、ウィルソンテソーロ(牡5)。 2023年のチャンピオンズCでは惜しくも2着に終わり、今回こそ雪辱を果たせるか。前走のJBCクラシック(交流G1)では、騎乗した川田将雅騎手の地元・佐賀県でダートG1初勝利を挙げている。 川田将雅騎手: ――前走(JBCクラシック)について 返し馬でも具合の良さを感じました。これなら負けることはないと思えるくらい素晴らしい状態で、それにふさわしい走りができた前走でした。 ――ウィルソンテソーロの強み もともと能力の高い馬で、それがダートにフィットしてきて、成長に伴い体つきもダート馬らしいダート馬になってきたことで、より良さを生かせる走りができるようになったところです。
ペプチドナイル G12勝目を狙う
続いては、2024年のフェブラリーSを制したペプチドナイル(牡6)。 2024年の南部杯(交流G1)ではわずかな差でレモンポップに敗れており、今回が最後の直接対決となるため、負けられない戦いとなりそうだ。 また、今回ペプチドナイルが勝利すると、同年フェブラリーS&チャンピオンズC制覇は史上5頭目となる(2000年ウイングアロー、2011年トランセンド、2017年ゴールドドリーム、2023年レモンポップ)。
今回こそ制覇を目指すクラウンプライド
さらに、今回で3度目のチャンピオンズC挑戦になるクラウンプライド(牡5)にも注目だ。 前走のコリアCではウィルソンテソーロに圧勝、2022年チャンピオンズCでは2着の結果を残しており、初のG1制覇に期待したい。
7歳馬がレース史上初の制覇へ
最後に紹介するのは、7歳馬のハギノアレグリアス。 これまで7歳馬以上がチャンピオンズCを制したことはなく、最高成績でも2着までだ(2013年ワンダーアキュート、2020年ゴールドドリーム)。 中京では5戦中1着3回、2着1回、6着1回と好成績を残しており、今回のチャンピオンズCでも力を発揮できるか。 また、鞍上の岩田望来騎手にもG1初制覇がかかっており、人馬ともに注目したい。 そして11月28日(木)注目の枠順が確定。 連覇を狙うレモンポップは1枠2番、武豊騎手&サンライズジパングは6枠12番、ウィルソンテソーロは4枠8番から出走となる。 第25回 チャンピオンズC(GI)中京競馬場・ダート1800m 1枠1番 クラウンプライド(牡5・横山武史) 1枠2番 レモンポップ(牡6・坂井瑠星) 2枠3番 ハギノアレグリアス(牡7・岩田望来) 2枠4番 ペプチドナイル(牡5・藤岡佑介) 3枠5番 ペイシャエス(牡5・横山和生) 3枠6番 ドゥラエレーデ(牡4・R.ムーア) 4枠7番 セラフィックコール(牡4・C.デムーロ) 4枠8番 ウィルソンテソーロ(牡5・川田将雅) 5枠9番 テーオードレフォン(牡5・三浦皇成) 5枠10番 アーテルアストレア(牝5・菱田裕二) 6枠11番 ミトノオー(牡4・松山弘平) 6枠12番 サンライズジパング(牡3・武豊) 7枠13番 ミックファイア(牡4・C.ルメール) 7枠14番 スレイマン(牡6・斎藤新) 7枠15番 グロリアムンディ(牡6・北村宏司) 8枠16番 ガイアフォース(牡5・長岡禎仁) ダート王決定戦を制するのは!? チャンピオンズCは、12月1日(日)15時30分に発走する。
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