熱中症救急搬送464人、16週ぶりに千人下回る - 9月23-29日の速報値、消防庁公表
総務省消防庁は1日、熱中症の1週間の救急搬送状況(9月23-29⽇)の速報値を公表した。救急搬送者数は464人(前週比84.2%減)となり、6月3-9日以来、16週ぶりに千人を下回った。【渕本稔】 初診時の傷病程度別では、外来診療のみの軽症(313人)が7割弱、短期間の⼊院が必要な中等症が135⼈で、それらを合わせて全体の96.6%を占めた。3週間以上の⼊院が必要な重症は5⼈、死亡が1人、その他が10人だった。 都道府県別の搬送者数は、大阪が32⼈で最も多かった。次いで、福岡(31人)、熊本(23⼈)、沖縄(22人)などの順。 年代別では65歳以上の高齢者が257人で55.4%を占めた。熱中症の発⽣場所に関しては、住居(148⼈)が最多で、競技場や駐車場など公衆の屋外(73⼈)が続いた。
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