マルチプレイシューター『HELLDIVERS 2』新アプデはいかにして作られたのか?宿敵「イルミネイト」復活の狙いを聞いた【インタビュー】
武器に関しては、戦略支援ですがイーグルの航空支援が人気です。特にボイス。キャラクターとしても確立されているなと思いました。
――今年ハマったコンテンツを教えてください。また、そのなかで『HELLDIVERS 2』に活かせそうなアイデアは見つかりましたか?
ヨハン:インスピレーションでいうと、Netflixで『三体』を観ました。異星人と戦うという発想は、イルミネイトと戦うコンテンツを作るうえで繋がっているかもしれません。
――今回多くのマップやミッション、敵キャラクターにギミックなどが追加されました。全体のコンセプトを教えてください。
ヨハン:今回のアップデートは3つの大きな要素があります。第一に、本作には異星人との銃撃戦が欠けていたので、今回追加しました。第二に、UFOや異星人が人を奴隷化していくというエイリアンSFのストーリーも追加しました。そして、ファンが待望していた市街地戦や車両を用いた遊びというものも設けています。これらはシナジーがあり、それぞれを補っているのではないかと思います。
――FRBのギアチェンジなどを始め、さらに操作が忙しくなった印象です。面白くなったとは思いますが、これらの点についてどういう狙いがあるのでしょうか?
ヨハン:本作の柱に、激しいシューターであり続けるという点があります。そのひとつとして、銃撃戦の最中に登場するパズル要素を解決するために、その都度頭を使う必要があるんです。戦略支援のコマンド操作も、車両のギアシフトも、プレイヤースキルを要するものがあることでゲームに幅ができています。
また、これらの要素があることでコメディ的な展開にもなります。増援を呼ぼうとして慌ててしまったりとか、そういったトラブルって面白いですよね。
――今回追加されたエネミーたちである「イルミネイト」は、どのような狙いがあるのでしょうか?デザイン意図や攻撃方法など、自由に語っていただければと思います。
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