マルチプレイシューター『HELLDIVERS 2』新アプデはいかにして作られたのか?宿敵「イルミネイト」復活の狙いを聞いた【インタビュー】
本日12月13日に大型アップデートを迎えた『HELLDIVERS 2』ですが、このたびGame*Spark編集部では開発陣へのインタビューの機会をいただきました。 【画像 全6枚】管理民主主義の一員になるというロールプレイ
チーフクリエイティブオフィサーのヨハン・ピールステッド氏に、ゲームへの反響、新アップデートの狙いなど様々なことを聞いています。是非ともチェックしてください。
――本作は、前作から大きくスタイルを変えて発売された続編になるわけですが、多くのユーザーに愛されている状態かと思います。今回の大ヒットをどういった気持ちで受け止めていますか?
ヨハン・ピールステッド氏(以下、ヨハン):大変誇り高く、嬉しいです。我々自身が遊びたいゲームを作るという方針でスタートした企画なので、その点について多くのファンが我々のゲームに共感してくれてとても幸せです。人間がアーマーなしで、いかにして虫のモンスターと戦うのかなど、そういった想像力がファンにも理解してもらえたのでしょうね。
――HELLDIVERSというIPにおいて、他ジャンルのゲームやメディアミックスといった別の展開は考えていますか?
ヨハン:クロスオーバー自体は良いことだと思っていますが、やりすぎるとブランドやIPそのものの方向性が揺らぐ危険性もあります。アイデアを検討している段階なので、慎重にやっていきたいと考えています。
――ユーザーの間で思っていたより人気になった武器や、苦戦しているように見える敵など、開発時に想定していたものと比べてプレイヤーの反応が大きく異なっていたものは何でしょうか?
ヨハン:まず大きな話として、プレイヤーがロールプレイをするなかで「スーパーアーツになってくれている」というのが驚きでした。要は管理民主主義の一員として、敢えてそういう人物として振る舞うということです。たとえば、プレイヤーがフレンドリーファイアのような悪いことをしたときに「上官に言いつけるぞ!」と怒鳴ったりね(笑)。
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