【パリ五輪】野口健氏「やはり、セーヌ川で泳がせるのは無理があったのでは…」とトライアスロン競技に言及「アスリートファーストではない」との指摘も
登山家の野口健氏が8月5日に自身のX(旧ツイッター)を更新。パリ五輪トライアスロン競技で、悪臭や大腸菌など、水質が問題視されているセーヌ川で行なわれたことについて言及した。 【画像】史上初めて競技場外で行なわれたパリ五輪開会式の名場面を厳選ショットでお届け! 野口氏は、7月31日にセーヌ川での女子トライアスロンに出場したベルギーのクレール・ミシェル選手が入院したとの記事を引用した上で「やはり、セーヌ川で泳がせるのは無理があったのでは。パリ市長だったか、セーヌ川の水質は安全だとのパフォーマンスで川に入ったようですが、川の水をガブガブと飲んでみたのだろうか?」と言及した。 また野口氏は、他のセーヌ川の水質問題に関する記事を引用し、「選手は大量の水を飲むことになる。雨が降れば大腸菌が何倍にも増えるとも。何故に不衛生極まりないセーヌ川にこだわり強行したのか。アスリートファーストではないなぁ…」と続けて投稿した。 さらに同氏は、フランスのエマニュエル・マクロン大統領がセーヌ川の安全をアピールするために「泳ぐ」宣言を行なった動画(フランス大手メディア『AFP通信』)を引用した上で、「マクロン氏はセーヌ川で泳いだのでしょうか???マクロン氏がセーヌ川を泳いだニュースを見落としたのかな???」とも綴っている。 一連の投稿をチェックしたフォロワーからは「酷いよ」「まるで実験台」「選手たちの犠牲が多かったオリンピック」「汚染された川で泳がせなくてもプールで良かったのでは。選手が可哀想」などと、セーヌ川での開催に踏み切った判断をネット上でも疑問視する声が数多く上がっている。 構成●THE DIGEST編集部
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