TKMフェニックス永井彩乃が逆転トライ! 関東大会、2月7日にモーニングベアーズと決勝へ【ラグビー女子】
ラグビー女子15人制の第31回関東大会は24日、横浜市の日体大健志台キャンパスで準決勝2試合が行われ、アルカス熊谷と自衛隊体育学校の合同チーム「モーニングベアーズ」と、横浜TKMと東京山九フェニックスの合同チーム「TKMフェニックス」が勝ち、それぞれ2月7日の決勝に進んだ。モーニングベアーズは連覇を狙う流通経大グレースを29―0で、TKMフェニックスは日体大を17―12でそれぞれ下した。 10―12と2点を追う残り1分。相手陣深くでできた密集の真ん中をTKMフェニックスのナンバー8永井彩乃(23)が豪快に突破した。相手タックルを蹴散らし、約20メートルを走りきる逆転トライだ。「リードされても誰も諦めていなかった。私の持ち味の突破力を出せた」とヒロインは声を弾ませた。 永井は昨春、日体大を卒業してTKMに加入。後輩との対戦で「お互い特徴も分かっている分、負けたくなかったし、このチームで勝ちたかった。フェニックスの選手と一緒に楽しくやってきたので」と笑顔を見せた。 日本代表では昨年11月の強化試合で豪快なトライを挙げ、この日も視察したマッケンジー代表ヘッドコーチの前でトライと猛アピール。永井は「9月のW杯に向けてまた代表に呼んでもらえるよう、代表にふさわしいプレーを心掛けた」と胸を張った。
中日スポーツ