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JX金属、大分港にリサイクル原料の物流拠点新設。佐賀関製錬所の競争力強化、21年秋から稼働

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鉄鋼新聞

 JX金属は29日、子会社のJX金属製錬が大分県から大分港大在西地区(大分市)の土地使用に関する許可を取得し、同地に「JX金属製錬リサイクル物流センター(仮称)」を建設すると発表した。佐賀関製錬所におけるリサイクル原料の増集荷・増処理につなげ、競争力強化を図る。同拠点では銅系リサイクル原料の受け入れおよび出荷を行う計画で、AIを活用した効率的な原料分析を実施するほか、保管建屋、輸送効率化のための原料圧縮機などを設置する。8月から着工し、21年10月から稼働を開始する予定。  同日、JX金属の村山誠一社長やJX金属製錬の安田豊社長、広瀬勝貞大分県知事、佐藤樹一郎大分市長らが出席し、大分県庁で立地表明式が行われた。村山社長は広瀬大分県知事および佐藤大分市長に対し「JX金属グループは資源循環型社会形成や脱炭素社会実現への貢献、および競争力強化の観点からリサイクル事業を積極的に推進しており、今回の物流拠点の設置はその具現化だ。また、同件を通じて地域の活性化を図り、大分県ならびに大分市の振興にも寄与貢献していきたい」と拠点設置に向けての立地表明をし、計画の概要を説明した。  同社は、製錬・リサイクル事業の主力事業所である佐賀関製錬所で鉱石原料とリサイクル原料の最適なミックスの仕方を追求することによる事業の強靭化を目指しており、そのためにリサイクル原料の増集荷・増処理を計画している。20年度から3カ年の中期経営計画では大分港への物流センターの新設及び佐賀関製錬所の前処理設備能力の増強のほか、台湾のリサイクル拠点の増強による増集荷なども計画している。