旨みたっぷり無水カレーが絶品! 渋谷駅近のアットホームなパキスタン料理店
大規模な再開発にともない、しばらくこの地を離れていた大人たちから再びの注目を集める街・渋谷。だけど、いざ来てみたら食事処に迷ってしまうというケースもしばしば。そんな、“シブヤお久しぶり組”の迷える大人たちのため、「食べログ グルメ著名人」で渋谷区初のCEO(Chief Eat Officer)を務める小宮山雄飛さんに渋谷の新&定番グルメスポットを両方教えてもらっちゃおう! というこの企画。 今回は、渋谷駅すぐ近く「のんべい横丁」にオープンした「Kotli」をご案内します。
【大人の渋谷メシ・新編】「Kotli」
今回僕がご紹介する渋谷の新グルメは、パキスタンカレーの新店「Kotli」です。ここ数年、おいしいカレー専門店が増えてきている渋谷ですが、パキスタンカレー専門店との出合いは初! これは気になる、ということでさっそく行ってきました。
場所は駅近の「のんべい横丁」。小さな呑み屋さんが連なる昭和の時代からの横丁ですが、最近は居抜きでお洒落なバーやビストロもちらほら。そんな横丁に、昨年9月にオープンしたばかりのお店が「Kotli」。
このお店の名物がパキスタンカレーとパキスタン料理。
横丁の、昔ながらの2階建ての建物、メニューは2階への階段の横に書かれています。1階はカウンターのみ、2階は隠れ家的な靴を脱いで上がるテーブルが1卓。
お店を切り盛りする英美さんはパキスタン人の父親と日本人の母親を持つハーフ。カレー屋さんでの修行経験などはなく、料理はすべてお父さんから教わった、いわば英美さんの家庭の味だそう。
こちらでまずいただいたのは「ケバブ」。 ひき肉にクミンやコリアンダーなどのスパイスを混ぜた、スパイシーなハンバーグといった感じですが、家庭の味だからか、そこまでスパイススパイスしておらず、とても優しい味で食べやすいです。
そんなケバブにつけるのは、スペアミント・パクチー・青唐辛子・ヨーグルトなどを混ぜた、緑色が鮮烈なチャツネ。