乃木坂46、10年ぶり開催『大感謝祭2024』はどんなイベントに? 向井葉月の卒業を見送る場にも
乃木坂46が12月14日、15日の2日間にわたって『乃木坂46 大感謝祭2024』を開催する。 【写真】乃木坂46、今年は5期生全員でCM出演も 『大感謝祭』と銘打って開催されるのは、2014年以来二度目。公式サイトに「応援してくださるファンの皆さまに向けてファン感謝イベントを開催!」(※1)と記されているように、乃木坂46のメンバーがファンに向けて感謝を伝えるイベントが、この『大感謝祭』である。今年は年内いっぱいでグループからの卒業を発表している向井葉月の卒業コンサートが2日目に用意されており、向井からファンに、そしてファンから向井にこれまでの思いを伝えるイベントにもなりそうだ。 2014年に開催された当時、乃木坂46はまだ結成から3年を迎えたタイミング。初のアンダーライブの開催、乃木坂46の顔だった生駒里奈のAKB48 チームB兼任と、SKE48 チームEとして活動していた松井玲奈の乃木坂46兼任など、グループとして大きな動きがあった年でもあった。これからグループの成長を見込んだうえで、よりファンとの交流を図っておきたいという狙いもあったのだろう。このような『大感謝祭』自体は10年ぶりだが、乃木坂46は定期的にファンとのイベントを行ってきた。 例えば、 4thアルバム『今が思い出になるまで』(2019年)の初回生産限定盤・初回仕様限定盤Type-A、Bの購入者を対象に「"ファン感謝祭"スペシャルイベント」が開催。「豪華客船"シンフォニーモデルナ"東京湾クルージング」や「メンバー対抗 乃木坂46ボーリング大会!」、「乃木坂46マネージャー陣と乗る"屋形船"台場~越中島~東京スカイツリーの旅」など、限られた人数とはいえ、ファンにとって嬉しい企画が用意されていた。しかし、コロナ禍以降は握手会やミート&グリートという1対1のイベントを除けば、大規模なファンイベントは開催されてこなかった。『大感謝祭』の開催意義のひとつには、ここ数年で対外的な活動が増えていた乃木坂46が、イベントを楽しみたいファンのニーズに応えていることにある。 2014年の『大感謝祭』では、メンバーが各々の好きなファッションを着て登場するファッションチェックや2014年を月ごとに振り返るトークコーナー、同年にリリースされた楽曲のパフォーマンスなど、多彩なコーナーが用意されていた。他にも、『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京系)で行われたメンバーが立てた夏休みの課題に挑戦する企画で失敗した生駒と桜井玲香が、それぞれキャッチボールとスポーツスタッキングに挑戦したり、乃木坂46とは何度もコラボしているクイズプレイヤー・古川洋平が登場し、乃木坂46に関する早押しクイズ対決でメンバーと勝負したりと、冠番組と連動した乃木坂46ファンに寄り添った企画も。乃木坂46とファンが双方向で楽しめる1日となっていたように思う。