現役ドラフトで広島に移籍した山足達也選手【写真：球団提供】

プロ野球・広島は、現役ドラフトでオリックスから移籍した山足達也選手の入団会見を行いました。 大阪桐蔭高校出身の山足選手は、ホンダ鈴鹿から2017年のドラフト8位でオリックスに入団。7年間で1軍の283試合に出場し、内野のユーティリティープレーヤーとしても活躍しました。打撃では4本の本塁打を含む、65安打・23打点をマークしています。 今の気持ちを聞かれると「30歳を超えてプロ野球で2球団目になるというのは自分でも思っていなかったので、また新しい環境でやってやろうという気持ちでいます」とコメント。 移籍が決まった時の気持ちに関しては「少し環境を変えてやってみたいなという気持ちがここ何年間かあったのでうれしい気持ちと、でもやっぱりオリックスが好きだったので寂しい気持ちと、また頑張ろうという気持ち」と明かしました。 さらに自身のストロングポイントについては「スピードと守備」としつつも、打撃についても意欲。「この世界にいる以上バッティングでなんとか打席をもらって、一軍でピリピリした場面で打席に立ちたい。 長打をバンバン打つようなタイプではないので、相手のバッテリーが嫌がるようなバッティングをして。年齢も若くないので、色々な選手を見てきた経験を活かしていい所を打席で披露できるように頑張っていきたい」と語りました。 この日、山足選手は赤色のネクタイを着用して登場。取材陣からネクタイについて触れられると、オリックス・杉本裕太郎選手から前日にもらったことを明かしました。それまで赤色のネクタイを持っていなかったという山足選手は「昨日パッと渡されて、帰り際に『赤のネクタイだから明日着けてな。ちゃんと俺の名前言っといて！』と。本人喜ぶと思うので、書いておいてください」とやりとりを明かしました。 最後にカープファンに向けては「これから広島に馴染んで広島の野球に溶け込んで、広島を盛り上げられるように頑張りますので応援よろしくお願いします」と意気込みを語りました。