ジャングルポケット死す 日本ダービー、ジャパンカップ制覇で2005年度代表馬に 種牡馬としてG1馬6頭輩出【競馬】
2001年の日本ダービーとジャパンカップに優勝し、同年のJRA賞年度代表馬と最優秀3歳牡馬を受賞したジャングルポケット(牡23歳)が2日、けい養先の北海道沙流郡日高町のブリーダーズステーションで死んだ。同日JRAが発表した。 同馬は現役時代に13戦5勝。引退後は種牡馬として供用され、08年のオークス馬トールポピーなど6頭のG1馬を輩出した。(株)サラブレッドブリーダーズクラブ事務局の遠藤幹さんは「昨年秋から体調を崩し、治療にあたっておりましたが、残念ながら力尽き、今朝死亡しました。昨年暮れに種牡馬は引退しましたが、現場スタッフからもかわいがられておりましたので、もう少し長生きしてほしかったというのが正直な気持ちです。現役時代の活躍も、種牡馬として数多くの名馬を輩出した実績も、本当に素晴らしいものでした。安らかに眠ってほしいと思います」とコメントした。
中日スポーツ