宇野ちゃんのYouTube収録現場に密着!「炎/LiSA」を歌うときに意識したこととは?
「歌ってみた」をのぞいてみた!
2020年12月7日@都内某所 YouTube収録の現場に密着 宇野ちゃんのYouTubeの大人気企画、「歌ってみた」の収録現場にwith取材班が潜入! そこに居たのは、本誌のインタビューやメイク連載で見せる顔とはひと味もふた味も違う、音楽と真摯に向き合う宇野実彩子という一人のアーティストでした。 【宇野実彩子】ちゃんの記事はこちら!
\1本目収録START!/ 「炎/LiSA」
空前の大ブームを巻き起こし、興行収入346億円を突破した映画、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌。重厚なバラードで仕上げた壮大なスケールの楽曲で、宇野ちゃんは「生きる強さや命の大切さみたいな、人間の底力が伝わってくる」と話す。
音楽が持つ力を歌声にのせて伝えていく
この日はLiSAの『炎(ほむら)』と、浜崎あゆみの『SEASONS』の収録にお邪魔することになった。どちらも並々ならぬ歌唱力を求められる、高難易度の楽曲だ。令和と平成の大ヒット曲は、“宇野実彩子”というフィルターを通すとどのような音楽に化けるのだろうか。 まずは、『炎』の収録から。ヘアメイクと着替えを終えて、スタッフと談笑しながらマイクの前にスタンバイする宇野ちゃんは、とてもリラックスしているように見える。 「ちょっと歌ってみようかな」という宇野ちゃんの声でテストが始まった。スタジオに宇野ちゃんの繊細な歌声が響き渡る中、“OK”と両手で丸を作り、スタッフに笑顔で合図を送っている。そして、撮れたてほやほやのテスト映像をすかさずチェック。 先ほどまでのリラックスした表情とは打って変わって、モニターを見つめる宇野ちゃんの眼差しは、鋭い。食い入るようにモニターをチェックしながら、スタッフと相談しつつ衣装やヘアメイクの見せ方を細かく修正していく。
何を隠そう、宇野ちゃんの「歌ってみた」シリーズは、楽曲の世界観に合わせたヘアメイクや衣装も注目の的。聴覚だけでなく、視覚でも楽しめるコンテンツだ。 宇野ちゃんは、「YouTubeって多くの人がスマホとかタブレットとかの小さな画面で見ていると思うんです。だから、“見て楽しむもの”っていう意味ではわかりやすく楽曲の世界観を伝えることがテーマかな」とこだわりを話した。 そして、本番。「歌については一言一句、全てに向き合い繊細に取り組んでいます」と話してくれたが、その言葉通り、ずば抜けた歌唱力で楽曲の世界観を丁寧に仕立て上げていく。『炎』を歌いながら溢れ出る宇野ちゃんの感情が、上下する肩や時折ぎゅっと握られる指先から伝わってくる。