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このクルマがなければ時代が変わっていた! その後に多大なる影響を与えたブームの火付け役4台

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2)トヨタRAV4

 かつて4WDといえば悪路を走るためのクルマであって乗用ユースするのは、ごく一部の隙ものという時代があった。日本では1980年代中盤からのクロカン4WDを軸としたRVブームによって、クロカン4WDを日常使いすることが広まり、そのブームの中で三菱自動車のパジェロが爆発的に売れるようになった。しかし、クロカン4WDはその構造から高価で、快適性の面では乗用車に劣る面もあった。  そこで、乗用車感覚で使える「クロスオーバーSUV」というカテゴリーが生まれるのだが、そのきっかけとなったのが1994年に生まれたトヨタRAV4だ。車格としてCセグメントに属するRAV4は、スペアタイヤを背負うスタイルはクロカン的だったが、エンジンは横置き、ボディはモノコックと中身は乗用車的。まさにクロスオーバーしていたのだ。当初は3ドアボディだけで、後に5ドアが追加されるが、初代はパーソナル感が強く、新しい乗り物として「こういう選択肢もあるね」という提案型キャラクターを確立していった。そもそも、この段階ではクロスオーバーSUVという分類ではなく、「ライトクロカン」などと呼ばれていた。  その後、北米を中心にクロスオーバーSUVのムーブメントが盛り上がると、RAV4は一気にマーケットの主役に躍りでる。2代目以降は北米市場のニーズに応じてボディサイズを成長させ、4代目では日本市場ではいったん消滅してしまったが、世界的にはトヨタを支えるモデルのひとつであり続けた。そして5代目へのフルモデルチェンジを機に日本市場に復活。2020年5月には225kW(306馬力)のハイパワーなプラグインハイブリッドSUVとして新たなキャラクターを提案している。

3)ホンダ・インサイト

 トヨタ・プリウスが圧倒的に売れている時期があり、日本ではハイブリッドカーでなければ売れないといわれることもある。そんな日本の登録車市場において、初めて新車販売で月間トップとなったハイブリッドカーは、じつはプリウスではない。  ハイブリッドカーとして初めて登録車販売台数の第1位を獲得したのはホンダ・インサイト。それは2009年4月のことだった。  ホンダのハイブリッドカー専用モデルであるインサイトがオーソドックスな5ドアボディの2代目へとフルモデルチェンジしたのは2009年2月。ちょうどエコカー補助金といってハイブリッドカーの購入に10万円の補助が出るという制度を追い風に、この月1万481台も販売したのだった。ただしインサイトの好調は、まさに瞬間風速的であり、この後はプリウス(3代目)に販売の主役を奪われてしまうのだ……。  それでも1.3リッターのマイルドハイブリッドシステムを、空力に優れた専用5ナンバーボディに搭載したインサイトは、日本の自動車マーケットがハイブリッドカー中心にシフトするきっかけになったクルマとして自動車史に残る存在だ。 ※参考リンク https://www.honda.co.jp/news/2009/4090511.html

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