日印首脳、声明で戦闘停止要求 岸田首相、5兆円投資表明
【ニューデリー共同】岸田文雄首相は19日(日本時間同)、インドのニューデリーでモディ首相と会談した。ロシア軍の侵攻を受けているウクライナ情勢について意見交換。国際法に基づいて紛争の平和的解決を求める必要があるとの認識で一致した。首脳共同声明では、ウクライナの紛争と人道危機に深刻な懸念を示し、戦闘の即時停止を求めた。岸田首相は、日本が今後5年間で官民合わせて5兆円をインドに投資する目標を掲げると表明した。 インドに円借款3000億円 鉄道建設、医療施設整備など
ただモディ氏は共同記者発表でウクライナ侵攻に関する言及はせず、共同声明でもロシアを名指しした表現はなかった。