【全日本】最優秀タッグ賞の斉藤ブラザーズ ビールとケーキで祝勝会「誰の挑戦でも受ける」
全日本プロレスの世界タッグ王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)が11日、「東京スポーツ新聞社制定2024プロレス大賞supported byにしたんクリニック」最優秀タッグ賞受賞の祝勝会を開いた。 満票での初受賞から一夜明け、東京・湯島の事務所に報道陣を集めるや「昨年取れなかったのが不思議なくらいだな。今年取れたからには、来年も再来年も永遠に斉藤ブラザーズが最優秀タッグ賞を取り続けてやる」(ジュン)、「この最優秀タッグ賞が取れたのは当たり前とは思っているけど、やっぱり素直にうれしいな」(レイ)と喜びを隠せなった。 しかもレイは「これ冷えてるから、早く飲みたくて」と用意されていたビールをグビグビ。するとスイーツ好きのジュンにはケーキがプレゼントされ、会見そっちのけでほおばった。 平日の昼間からビールを飲み続けるレイと、ケーキを食べながら食リポするジュンという何ともカオスな空間になったが、レイは「1位は別の団体の選手になっちまったけど、今年以上にドンドン飛躍して、来年は最優秀タッグとMVPを初のタッグ(斉藤ブラザーズ)で取りたいな」。2人はノミネートされたMVPを新日本プロレスのザック・セイバーJr.に奪われたことが相当悔しかったようだ。 一方、大みそかの東京・国立代々木競技場第二体育館大会で3冠ヘビー級王者デイビーボーイ・スミスJr.に挑戦するジュンは「シングルを振り返ってみると、今年はあまり結果を出せていない。やっぱりここで強いチャンピオンのデイビーボーイ・スミスJr.から3冠ベルトをはぎ取って、俺が(レイより)先に3冠ベルトを巻いて結果を出していきたい」と決意を込めた。 レイも「他団体も含めて面白いタッグはたくさんいると思うけど、俺たちは誰の挑戦でも受ける」と豪語。2025年を見据えた戦いがスタートする。
東スポWEB