今夜「相棒23」三浦元刑事、約9年ぶり登場 “トリオ・ザ・捜一”伊丹&芹沢と再会へ
連続ドラマ「相棒season23」(テレビ朝日系)の第7話「復讐者は笑わない」が、11日よる9時から放送される。シリーズ当初からのレギュラーメンバーだった、元捜査一課刑事・三浦信輔(大谷亮介)が約9年ぶりに登場。特命係の杉下右京(水谷豊)&亀山薫(寺脇康文)はもちろん、“トリオ・ザ・捜一”として親しまれてきた捜査一課の伊丹憲一(川原和久)&芹沢慶二(山中崇史)とも再会を果たす。 【画像】三浦元刑事、現“トリオ・ザ・捜一”とも邂逅へ! 八王子の公園で刺殺遺体が発見された。被害者は、29年前に元交際相手を殺害した容疑で指名手配され、逃走を続けていた押見博樹という男であることが判明。事件は時効を迎えていたが、捜査一課は29年前の事件の関係者が絡んでいるとみて捜査を始める。
そんな中、右京の携帯に元捜査一課の三浦(大谷)から連絡が入る。そして、薫との再会も束の間、思わぬ依頼が持ち掛けられる。三浦は、29年前の事件で遺族の対応を担当したといい、被害者の婚約者だった恒川圭一郎(神尾佑)という男性が、自ら押見を見つけ出し、29年越しの犯行に及んだのではないかと心を痛めているのだった。
三浦の切実な心情を汲み、動き始めた右京と薫は、手掛かりを求めて恒川が務めるスーパーで聞き込みを開始。すると、押見が先日店に現れ、パートの女性ともめていたことが分かる。右京と薫は、直接その女性から事情を聞くが、どうやら彼女自身もワケありの様子で……。
三浦は、「season12」第1話(2013年10月)で捜査中に太ももを刺されて重傷を負い、杖が手放せない身体となってしまったことから警視庁を退職。その後、「season14」の元日スペシャル(2016年)で、情報提供のために一度だけ右京の前に姿を見せていた。 三浦を再演した大谷は「うれしさと同時に、久しぶりに三浦刑事の心持ちになれるのか、少々不安でした」とオファー当時の心境を吐露。水谷と寺脇がかもしだす変わらぬ空気に触れ、「少し緊張しましたが、お2人の自然な雰囲気のおかげですぐに落ち着くことができました」と感謝した。
劇中では、“トリオ・ザ・捜一”のメンバーである川原と山中はもちろん、「season19」から加わった篠原ゆき子(出雲麗音役)との共演シーンも盛り込まれている。「みなさん堂々とされていて、短いシーンなのに私を“その気”にさせていただき、ありがたかったです」と共演を振り返り、「『相棒』は主役、レギュラー、犯人役、短い登場シーンの役者の皆さんに至るまで、全員が全力で演じています。どうぞ、お楽しみに」とアピールした。(編集部・倉本拓弥)