楽天、戦力外通告の平良竜哉と育成契約 3選手の引退も発表
楽天は29日、来季の支配下登録契約はしないことを通告していた平良竜哉内野手(26)と育成選手として契約することで合意したと発表した。これに伴い、背番号はこれまでの「30」から「030」に変更となる。 ◆楽天退団をYouTubeで発表した田中将大【写真】 平良は2023年に社会人・NTT西日本からドラフト5位で入団。2年目の今季は4月18日に1軍に初昇格し、同20日の西武戦(ベルーナドーム)でプロ初出場。18試合に出場して打率1割4分3厘、3打点という成績を残していたが、10月28日に戦力外通告をされていた。 今月13日に兵庫県内の病院で頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアに対する全内視鏡下頚椎椎間孔拡大術を受けていた平良は球団を通じてコメントを発表。「来年は早く支配下になって、継続して結果を出せるようにしたいと思います。たくさんの声援のある中で野球をできるのが楽しかったので、そこでもう一度プレーしたいというのがあるので、育成から早く支配下へはい上がりたいと思います」とした。 また、球団は同じく育成選手として再契約した辰見鴻乃介内野手の背番号は「078」となること、来季の育成契約をしないことを通告していた小峯新陸投手、柳沢大空外野手、大河原翔外野手が現役を引退し、来年からアカデミーコーチに就任することも発表した。
中日スポーツ