「3人とも素晴しかった」ポステコグルー監督が初陣の“日本人トリオ”に賛辞!躍動した旗手怜央とOB中村俊輔を早速比較する声には…
「非常に才能のある若手で…」
現地時間1月17日に開催されたスコットランド・リーグ第21節で、日本人選手4人が所属する2位のセルティックが、5位のハイバーニアとホームで対戦。2-0の快勝を飾った。 【動画】右足ダイレクトで正確なフィニッシュ!前田大然が決めた衝撃の開始4分弾 横浜F・マリノスの前指揮官でもあるアンジェ・ポステコグルー監督は、この試合で、ともに今冬に加入した前田大然と旗手怜央をいきなり先発で起用。前者は故障でメンバー外となった古橋亨梧に代わるCF、後者は左インサイドハーフに配した。 すると、この策がずばり的中する。開始4分、右サイドでボールを奪ってボールを繋ぐと、最後はトム・ロギッチのラストパスに前田が右足でダイレクトシュート。電光石火の先制ゴールを奪う。 中盤では、旗手が驚異的な運動量で攻守に躍動。マン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せた。74分に両サムライ戦士と入れ替わりでピッチに立ったMF井手口陽介も、無難にプレーし、クローザーとしての役割を果たしている。 スコットランドを拠点とする英国紙『Daily Record』によれば、ポステコグルー監督は試合後、新加入の日本人トリオについて、『BBC RADIO SCOTLAND』にこう話した。 「彼らはよくやった。3人の新しい選手たちは全員素晴らかった」 躍動した旗手について、セルティックのレジェンドである中村俊輔(現・横浜FC)と比較する質問が出ると、「いや、彼はレオ・ハタテだ」と答え、こう続けている。 「彼は自分自身の名を成すだろう。非常に才能のある若手であり、しっかりした若者だ」 オーストラリア人指揮官は、「私が前に言ったように、彼らはすべて異なっている。そして、トップレベルに到達することを目指している選手たちだ。彼らを迎えることができてうれしい」とコメントしている。 「我々は、彼らを最大限に活用し、可能な限りレベルを引き上げるつもりだ」 上々のスタートを切った日本人トリオに指揮官も満足したようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部