打球を捉える直前の大谷翔平

【MLB】アスレチックス 6－5 ドジャース（8月2日・日本時間3日/オークランド） 【映像】轟音響く弾丸3ランの瞬間 　まるでなにかが破裂したような轟音が響く打球だった。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でアスレチックス戦に先発出場すると、9回の第5打席で圧巻の3ラン。大谷にとってはもはや"普通"かもしれないが、打球速度116.3マイル（約187.2キロ）は異次元の領域。バットがボールをとらえた瞬間、すさまじい"破壊音"が響いた。 　この試合で4打席ノーヒットと沈黙していた大谷の第5打席は、ドジャースが2－6と4点ビハインドの9回表2死一、二塁の場面で回ってきた。この試合を含めて、ドジャース移籍後ワーストとなる19打席ノーヒットと苦しんでいた大谷だったが、カウント1ボール1ストライクからの3球目を強振。その瞬間、ボールとバットがぶつかる強烈な衝撃音が響き渡り、打球はとてつもないスピードでライトフェンスを飛び越えていった。 　データサイト『Baseball savant』によると打球速度116.3マイル（187.2キロ）、打球角度25度、飛距離405フィート（123.4メートル）の弾丸ライナーだっただけに、その強烈な打球音にも納得だ。なお、打球速度187.2キロは、今季の大谷の打席で5番目の速さを記録した。 　この豪速の一撃にはファンも「打球速度と打球音がやはり凄まじい」「打球音がめっちゃ気持ち良い」「やっぱ打球速度おかしいよ」「すげえ打球だなｗ」「打球速度バケモンすぎだろ」とSNSなどでも話題沸騰となった。 　大谷のホームランで追い上げたもののチームは1点差で敗戦。ただし、大谷自身としては20打席ぶりに快音が響いたことはプラス材料だ。明日以降、さらに復調し、チームと、自身のタイトルレースにも期待がかかる。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）