Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

森七菜、火10ドラマ主演で本格ブレイクへ!“声の魅力”武器に多彩な活躍 若手女優の中で抜き出た存在感

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
ザテレビジョン

女優・森七菜が10月スタートのドラマ「この恋あたためますか」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)で、19歳にして連ドラ初主演を務めることが発表された。TBSの火曜日10時といえば、「初めて恋をした日に読む話」「恋は続くよどこまでも」「私の家政夫ナギサさん」など、話題作を多く放送している枠。映画「天気の子」(2019年)のヒロイン役や、連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)への出演で知名度を上げている森だが、「この恋ー」の主演で、さらに注目を集めるに違いない。 【写真を見る】森七菜“プライベート”制服ショット!カワイイが過ぎる…!! ■ デビュー直後からオーディションキラーぶりを発揮 森は2001年8月31日生まれ。ついこの間誕生日を迎えたばかりの19歳だが、その経歴は錚々たるものだ。 中学3年生の夏休みに地元・大分でスカウトされ、芸能界入り。所属後すぐに受けたオーディションで行定勲監督に見出され、「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタi(アイ)」のウェブCMに出演した。 デビュー1カ月半後には、園子温氏が総監督を務める「東京ヴァンパイアホテル」(2017年、Amazonプライム・ビデオ)にオーディションで出演し女優デビュー。その後も、熊澤尚人監督の映画「心が叫びたがってるんだ。」(2017年)、櫻井翔主演ドラマ「先に生まれただけの僕」(2017年、日本テレビ系)、岩井俊二監督の映画「ラストレター」(2020年)と次々に役を射止め、オーディションキラーぶりを発揮していった。 話題になったドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(2019年、日本テレビ系)には、生徒のひとり・堀部瑠奈役で出演。アニメや特撮が好きでデジタルに詳しい役どころで、ドラマ内のヒーロー“ガルムフェニックス”に心酔し涙を流すなど、瑞々しいキャラクター像で視聴者に鮮烈な印象を残した。 ■ 2000人超から「天気の子」ヒロインに抜擢 そんな彼女が同世代女優たちと一線を画すのは、“声の力”で特別な存在感を見せている点だ。 声の仕事でもっとも注目が集まったものは、新海誠監督のアニメーション映画「天気の子」(2019年)だろう。森は2000人を超えるオーディションを制しヒロインに抜擢された。 当時を振り返り、インタビューで「一番最初に新海監督から『天気みたいな子、というところが似ているね』と言われました」「それこそ天気みたいにコロコロ表情が変わるんです。そういう天真らんまんさが陽菜の魅力でもあって、私も似たようなところがあるので、演じていても共感しやすかったです」と語った森。その言葉通り、ある時は明るく、ある時は翳りある表情…と、感情の起伏の大きいキャラクターを“声”という手段だけで表現力ゆたかに演じ切った。 同作で「第十四回声優アワード」の新人女優賞を獲得。受賞時の「はじめての声でのお芝居は、自分の世界いっぱいいっぱいに悩むこと、考えることが、楽しくて仕方ありませんでした」というコメントからは、声の仕事への興味とあくなきチャレンジ精神が覗く。 今夏には、「天気の子」オーディオブックも登場。ここでも、聞きやすく丁寧な発声と感情の乗ったセリフ回しを両立させている。 ■ 「日経トレンディ」“2020年の顔”に デビュー以来、短期間のうちに次々と大物監督とタッグを組んで新たな表情を見せてきた森。 その活躍ぶりが評価され、昨年末に「日経トレンディ」が選ぶ“来年(2020年)の顔”に選出。若手女優の登竜門の一つである「(第98回)全国高校サッカー選手権 応援マネージャー」にも起用されるなど注目度が増す中、満を持して出演したのが「エール」。ヒロイン・音(二階堂ふみ)の妹・梅を演じている。 梅は読書家で、大人びたキャラクター。一方で、作家になりたい夢と現実との葛藤に苦しむ場面では、悩める10代の心境を等身大で表現し、視聴者の共感を呼んだ。大きなメガネをかけた姿もチャーミング。 そんな「エール」、再放送では8月第3週の“副音声解説”も担当した。 「福島行進曲」の詞を書いてきた鉄男(中村蒼)に末っ子キャラらしく「読んで読んで!」「だから読んでってば!」とせがんだかと思えば、男女の機微を見せた女給・希穂子(入山法子)の去り際には「希穂子さん、やっぱり旅立っちゃうのね。幸せになりんね」と優しく語りかけるなど、声だけの出演でも表情を思い浮かべてしまうほどの存在感を見せた。 ■ 岩井俊二に見出され歌手デビュー “声”を武器に快進撃を続ける森。その活動範囲は歌にまで及ぶ。 映画「ラストレター」では主題歌「カエルノウタ」を歌い、歌手としてメジャーデビューを果たした。 主題歌アーティスト抜擢のきっかけは、映画の撮影中にスタッフと行ったカラオケで岩井監督がその歌声を聴いたことだったという。「主題歌を歌うと知ったのはスタジオで歌を歌って何度目かのときのことです。いきなりまさかの主題歌で歌手デビューと知って、本当に驚きました」と回想する。 瑞々しくも独特の世界観を持った歌声が、岩井俊二作詞、小林武史作曲のどこか非日常的な世界観にマッチする。デビューシングルには同曲に加え、カップリングに小泉今日子「あなたに会えてよかった」、荒井由実「返事はいらない」のカバーを収録。ジャケット写真とアーティスト写真は俳優の永瀬正敏が手掛けるという豪華布陣のデビューシングルとなった。 また、大塚製薬「オロナミンC」のCMにホフディランの名曲「スマイル」を歌う少女として出演。デビューシングルで見せた透き通るような非日常感とは打って変わって、こちらは弾けるような笑顔でまさに“元気ハツラツ”、力いっぱいの歌いっぷりを披露している。 本人がピアノ演奏も担当する同CM「スマイル引き語り」篇(Full ver.)はYouTube公式チャンネルで公開されると2カ月弱で300万回を上回る再生数を記録。同曲はCMから飛び出して、ホフディラン本人のプロデュースにより配信リリースされた。 「カエルノウタ」「スマイル」とまったく異なる魅力を見せた森に、視聴者からは「曲によって印象がガラッと違うのすごい」「元気がもらえる。森七菜ちゃんの歌大好き!」といった好感の声が続々。公開中の映画「青くて痛くて脆い」には不登校の少女・西山瑞希として出演しているが、作中には歌唱シーンもあり、さっそくファンの心を掴んでいる。 ■ おじさんたちを「優しく包み込む存在感」 ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)では現在、声のみの出演で存在感を発揮する。元気いっぱいで、どこかキャラクターチックなその声は、見る者の意識をぐっと惹きつける不思議な魅力を放つ。 女優がドラマにナレーションのみで出演するというのは、民放ドラマとしては異例。『おじカワ』の小島祥子プロデューサーは、起用理由について「このドラマに出てくる登場人物たちは皆、不器用ながらも、とにかく一生懸命に真っすぐ真摯(しんし)に生きている人たち。そんな小路さんたちをそっと見守り、優しく包みこんでくれる存在感を求め、森さんに“語り”をオファーしました」と説明。 「ピュアで透明感があり、どこか中性的な“語り”が、『おじカワ』の世界にぐっと奥行きを出してくれました」と、その声の魅力を高く評価する。 8月31日に発売されたファースト写真集「Peace」も異例の発売前3刷重版が決まるなど、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの森。新ドラマ「この恋あたためますか」では21歳のコンビニ店員・井上樹木(いのうえ・きき)を演じる。 コンビニで無気力にアルバイトをする日々を過ごしていた樹木。だが、趣味でやっていたSNSでのスイーツ批評がバイト先のコンビニチェーンの社長・浅羽拓実(あさば・たくみ=中村倫也)の目に留まり、それがきっかけでコンビニオリジナルの「一番売れる」スイーツ開発を手掛けることになる。 ■ “朝ドラヒロイン”望む声も 連ドラ初主演も決め、「エール」ではヒロインの妹役を務める森に“次期朝ドラヒロイン”を望む声も多い。 近年の連続テレビ小説では、ヒロインの姉妹や友人などメインキャラクターを演じた女優がのちにヒロインを演じるケースが増えている。「まれ」(2015年)の土屋太鳳、「とと姉ちゃん」(2016年)の高畑充希、「ひよっこ」の有村架純。さらに、今後放送を控える2020年後期「おちょやん」の杉咲花、2021年前期「おかえりモネ」の清原果耶も、ヒロインを務める前に朝ドラでメインどころのキャラクターを経験している。さらに清原は、森が現在キャラクターを務める「オロナミンC」CMにも出演していた経歴を持つ。 こうした傾向も踏まえ、視聴者からは「森七菜ちゃん、朝ドラヒロインやってほしい!」「森七菜ちゃん、さわやかで元気で可愛くて、朝ドラヒロインにピッタリだよね!?」と期待の声も上がる。“オーディションキラー”、“10代での連ドラ主演”ときて、森が手にする次なる称号は“朝ドラヒロイン”となるのか。その活躍から目が離せない。(ザテレビジョン)

【関連記事】