50歳・億り人が考える老後の「お金の使い道」 「アラフィフになるともう新しいものはいらない」、家族、社会、地元への恩返しの大切さ
お金に厳しく、人に優しく
お金以外の面でも考えがあります。信念として、自分にも他人にも寛容に生きたいです。お金に余裕があれば、ココロにも、行動にも余裕が生まれます。 人生100年、労働者生活40年(私はFIREしたので25年でした)、1年365日、1日24時間のすべてをがんばる必要などありません。会社員生活を充分がんばったので、今はがんばらない自分を許しています(本づくりだけは、結構がんばっています)。 親の介護・見守り、家事をしながらも、物書きという第二の人生を満喫しています。私は、他人にも「がんばれ」とは言いません。これが、「おけいどん式適温生活」です。もちろん、それには「ぐうたら投資」を含めます。 「ぐうたら投資」によって「仕組み化」し、投資にリソースを奪われずに資産形成に成功し、お金を有意義に使っていただけますと幸いです。投資にも仕事にも時間にも、何からも追われないような人生を目指しましょう。 (前編から読む) ※桶井道・著『おけいどん式「高配当株・増配株」ぐうたら投資大全』を元に一部抜粋して再構成 【プロフィール】 桶井道(おけい・どん):個人投資家(投資歴25年)・物書き。1973年生まれ。世界中の優良株・ETF等を約100銘柄保有し、高配当株および増配株を買ったら放置する「ぐうたら投資」を極めてから資産成長を加速させる。2020年に資産1億円達成すると同時に早期退職を実現、2024年にはピークで資産1.9億円に到達。最新刊は『資産1.8億円+年間配当金(手取り)240万円を実現!おけいどん式「高配当株・増配株」ぐうたら投資大全』(PHP研究所)。