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あっさり終わらないのがヒーローの証し 多井隆晴、オーラス倍満で2着順アップ 5万6000点分の価値/麻雀・Mリーグ

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ABEMA TIMES

 約2カ月半ぶりの再開となったMリーグ2019 朝日新聞ファイナルシリーズ・6月15日の初戦。KADOKAWAサクラナイツ、セガサミーフェニックス、渋谷ABEMAS、U-NEXT Piratesの4チーム中、昨シーズンのファイナルに進出した唯一のチームである渋谷ABEMASの初戦を任されたのはチームの絶対エース・多井隆晴(RMU)だった。 【動画】役満以上の価値がある多井のオーラス倍満アガリ  入場から気合十分で臨んだ多井は、開局から大胆かつ繊細な打ち回しを見せ、東1局1本場ではリーチ・一発・ツモ・平和で5200点(+300点)をアガって視界良好と思われた。  しかし東3局の親番では先制リーチを放つも、追っかけリーチを敢行してきたU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)とのめくり合いに敗れて跳満1万2000点を放銃。その後も苦しい展開となり、オーラスを迎えた時点では、5000点持ちのラス目という危機に陥っていた。  トップ目だった小林は6万6700点、2着目だったセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)は1万4700点、3着目だった親番・KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)は1万3600点持ち。小林をまくるためには役満直撃しかないが、満貫ツモなら2着に浮上できる状況。ここで多井は“最速最強”の異名通りの強さを見せた。  7巡目に着順アップ確定の跳満テンパイを入れると迷うことなくリーチを決断。そして赤五万を一発でツモり、リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・イーペーコー・赤2・ドラ2の倍満1万6000点に仕上げて見せた。  倍満1万6000点=+16ポイントとラス目からの2着順アップの順位点=+40ポイントとを合計すると5万6000点分となる+56ポイントを加算したことになる。したがってこのアガリは、親の役満4万8000点=+48ポイントをも超える価値があった。  ロッカールームではチームメイトの白鳥翔(連盟)、松本吉弘(協会)、日向藍子(最高位戦)の3人が「満貫ツモを祈っていたけど、まさか倍満ツモとは」とエースを讃えた。逆境をはね返した多井も「いろいろと危なかったけど、我慢したらなんとかなりました」と初戦をプラスで終えられたことに安堵。念願のチーム初優勝に向かって、絶対エースがその道を力強く切り開いた。【福山純生(雀聖アワー)】 【6月15日終了時点の成績】 1位 セガサミーフェニックス +106.4(2/12) 2位 U-NEXT Pirates +64.3(2/12) 3位 KADOKAWAサクラナイツ +47.6(2/12) 4位 渋谷ABEMAS +40.4(2/12) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

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