横浜、東洋大姫路を破り決勝進出 松坂大輔を擁した1997年以来の優勝なるか【明治神宮野球・高校の部】
◇23日 明治神宮野球大会高校の部準決勝 横浜3―1東洋大姫路(神宮)=延長11回タイブレーク 横浜が東洋大姫路との延長戦を制し、準優勝した2007年以来17年ぶりの決勝進出を決めた。”平成の怪物”と呼ばれた松坂大輔を擁した1997年以来2度目の神宮制覇を目指し、25日の決勝で広島商―敦賀気比の勝者と対戦する。 横浜は0―0の5回1死一、三塁から愛知県田原市出身の主将・阿部葉の右前適時打で先制。8回に追いつかれ、1―1で延長タイブレークに突入した。無得点だった延長10回の守備では、1死満塁のピンチで内野5人体制を敷くなどサヨナラを阻止。延長11回、小野の遊ゴロと奥村頼の適時打で2点勝ち越した。
投げてはエース奥村頼が先発して5イニング無失点で試合をつくり、左翼の守備から延長10回に再登板。延長戦も2イニング無失点に封じ、計7イニング3安打無失点の好投で勝利に導いた。
中日スポーツ