日焼け止め、塗る量や手順は?効果を最大限に発揮する「正しい塗り方」を紹介
もう、ムラ焼け、うっかり焼けはしない!
アラフィフ女性にぴったりの、今気になる美容法を、同年代の美容ライター・中尾慧里さんがご紹介します。せっかく高機能な日焼け止めを買っても、きちんと塗ることができていないともったいない! しっかりと日焼けを予防できる塗り方をお伝えします。
日焼け止めを塗る前に準備することは?
「日焼け止めを塗っているのに日焼けしちゃった」という人がいますが、その原因は間違った塗り方にあることがほとんど。そもそも、日焼け止めを正しく塗るとはどういうことなのでしょうか? ムラなく丁寧に塗ることは大前提ですが、日焼け止めを塗る前に、きちんとスキンケアをすることが大切です。肌の余分な汚れや油分を落とし、必要なうるおいを与えること。 基本的なステップとしては、洗顔(ふき取るだけでも)→化粧水→美容液→乳液かクリームを。化粧水だけで終わることなく、油分でフタをして日中乾かない肌を目指しましょう。美容液は自分の肌悩みに合ったものを投入するといいと思います。日焼け止めを塗るのはこの後です。
日焼け止めの塗る量と手順
最近の日焼け止めは下地機能もついているものが多いですが、もし日焼け止めと化粧下地が別なら、最初に日焼け止めを塗って肌をガードしてから下地を塗ります。順番を逆にして、紫外線カット効果のない下地を塗っていると日焼けしてしまうかもしれません。 塗る量ですが、基本的にはアイテムにそれぞれ使用量の目安が書いてあるのでそれを守りましょう。私が使うときは、500円玉大の量を手のひらに出します。スティックタイプなら直塗りでもいいです。 結構多い量だな、と思うかもしれませんが、肌にムラなくのばす、首まで伸ばすことを考えるとちょうどいいくらいです。手のひらに出したら、もう片方の手で適量ずつ取っておでこ、両頬、鼻筋、あごの5点に置きます。 内側から外側に向けてなじませていきます。鼻は上から下へ。ぐいぐいすりこむ必要はありません。指でつけるとムラになりやすい、と思ったらリキッドファンデ用のスポンジなどを使って塗るのもおすすめです。その際はスポンジをひっぱらず、軽くたたき込むようにしながらなじませるといいと思います。