【キャンプ入門】今、この瞬間から、誰もがキャンパー!Camp knowledge5か条――自然の中で《時間(とき)を味わうキャンプ》後編
自然や焚き火、それに外での食事を楽しみ、静寂の中で眠る。 そんなキャンプの魅力は大人になるほど増してくる。 そして、もっと贅沢に時間を味わいたいなら、 大勢よりも、ひとりやふたりのキャンプがいいかもしれない。 流行りのソロキャンプで自分と向き合うもよし。 大切な人とふたりでゆっくり過ごすもよし。 はじめても久しぶりも、もちろんベテランも。 今年もキャンプに最適な季節がやってきた。 前編,中編に続く「キャンプのすすめ」これが感動の最終回! この記事の写真はこちら ■季節ごとに違うキャンプの魅力<Camp knowledge①> ■春と秋は入門に最適なシーズン キャンプは季節ごとにその楽しみが変わる。しかし、そのための準備や対策も異なるため、シーズンごとの特性は知っておきたい。オールシーズン楽しめるようになれば、あなたも一人前のキャンパー。 [秋] 焚き火が映える最適なキャンプシーズン 快適度……★★★★★ 難易度……★★ 満足度……★★★★★ [冬] ベテランほどハマる極寒キャンプの醍醐味 快適度……★★ 難易度……★★★★★ 満足度……★★★★★ [春] 楽しみやすい時期だが、昼夜の寒暖差には注意 快適度……★★★★ 難易度……★★ 満足度……★★★★★ [夏] 虫と熱中症対策をし、高所で過ごすのが正解 快適度……★ 難易度……★★★ 満足度……★★★★
■話題のソロキャンプって?<Camp knowledge②> ソロキャンパーが急増中!「まずは一人で」の入門としてもアリ 「人に合わせる必要がない」 「何をするにも自由」 「自分と向き合える」あたりは、ソロ好きたちが声を揃えるソロキャンプの醍醐味です。昨今の働き方改革の推進など、時代を反映しているとも言えそうです。 ただし、ソロは文字とおり「一人」でするキャンプ。不測の事態に対する備えや防犯などへの注意も必要です。 ■キャンプのマナーを知る<Camp knowledge③> キャンプで許せないことは? マナーの悪さ………26% 雨……………………24% 虫……………………20% 撤収…………………13% なし…………………12% その他………………5% 楽しくてもマナーを忘れない! 夜と音と共有施設に注意 キャンプ情報メディア「LANTERN」調べによれば、「キャンプで許せないことは?」という問いに対して26%の人が「マナーの悪さ」を挙げています。 自分だけが楽しければいいではなく、みんなが楽しくキャンプできるように、初心者もベテランもしっかりとマナーやルールについて考えたいものです。 ①夜遅くの騒音 「21~22時消灯」など、キャンプ場によってルールがある場合も。自分にとっては小さな音でかもしれないが、車の開け閉めやおしゃべりのボリュームにはぜひ注意してほしい。 ②音楽をかけて騒がしい 楽しい気分を盛り上げるために音楽をかけるのは理解できる。しかし、周囲のキャンパーの中には「自然の中で静かに過ごしたい」と望む人も多いことを忘れないでほしい。 ③炊事場の使い方が悪い ゴミを正しく捨てない、使った後にキレイにしない……。そんな人が増えているようだが、「キャンプの恥はかきすて」では、キャンプ文化は成熟しない。 ④人のサイト(キャンプ区画)を横切る たとえそれが近道だったとしても、テリトリーを侵されて良い気分がする人はいないだろう。フリーサイトでは境界がないため、うっかり悪気のない横断をしがちだが、気をつけたい。